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姉妹でも学校へ行きたくない理由は違う


2022年2月から不登校児となった娘たち

次女の学校への不満が爆発して不登校が始まった

それをきっかけに長女もほぼ同時に不登校

 

当時長女は小学6年生

あと2ヶ月で卒業 ちょっとした大切な時期

 

年明けの1月には中学校の制服を試着し注文

それと同時に3月の卒業式の服も準備していた

 

学校では勉強もほとんど6年間の総まとめ

卒業文集の作成にもしっかり取り組んでた

 

だからあと少しで

普通に小学校の卒業を迎えると思ってた

 

1月の終わりから次女が早退を繰り返し

朝の登校も渋るようになった

 

それでもなんとかなだめて

最終的にはなんだかんだ言いながら

長女が次女の手を引いて登校

 

でもそんな日は長く続かなかった

 

次女の『学校休む』の一言で

女の一生懸命踏ん張っていた足元が

いとも簡単に崩れてしまった

 

ずっと我慢していた思いを

次女が代弁するかのように言い放ったことによって

長女の気持は一気に加速した

 

私も『学校へ行きたくない』

 

今まで頑張ってきた思いが限界に達したらしく

『パチン』と切れた 

そして涙が溢れてた

 

長女は自分がなぜ泣いてるのか?

なぜ涙が出てくるのか?

よくわかっていなかった

 

なぜだか涙が止まらない

 

その姿を見て

私は抱きしめることしかできなかった

 

次女が休むなら私も休む

そう言われることくらいは予想してた

 

一生懸命泣くのをこらえようとしている長女を見たら

かわいそうで何も言えなかった

 

無理にがんばる必要はない

『一緒に休もう』それしか言えなかった

 

長女は

学校が嫌いなわけでもない

大好きな仲良しの友達もいる

勉強も嫌いなほうではない

 

長女の心のなかには

”自分は学校が嫌いなわけじゃない”

 

だけど

自分も学校へは行きたくない

 

そう思ってしまった

 

きっと

学校を嫌いだとか学校を嫌な場所と考えることは良くない

そう思っていたのかな

 

そんな風に思う自分に我慢というフタをしていた

それが吹っ飛んでしまった

 

だから自分でもよくわからないっていう

気持ちになる

 

そんな二人の姿を見て学校へ無理に行かせても

意味はないと思った

 

とりあえず

私は二人一緒に学校を休ませた

 

 

長女はとてものんびりでおっとり

そしてとても優しくて真面目

主人にとても甘えん坊

 

私は体調不良が長く自分のことで精一杯だったので

なかなかかまってあげることができなかった

だからか

あまり私には甘えてこない

 

きっと甘えても受け入れてもらえないと分かっていたんだろう

 

そう思わせていたことには

深く反省

 

 

感受性が豊かで平和主義

目立つことや競争は大っ嫌い

あまり自分から考えて行動はしない

そして指示をされてもなかなか動かない

 

良いところもあれば不利になるところもある

 

それでも長女はなんとか約6年間

がんばって小学校へ通った

 

いったいどうしたんだろう?

不思議だった

 

たくさん話しかけて少しずつ教えてくれた

 

長女も学校への不満はあった

そしてずっと学校生活が辛かったと言う

 

でも言っても変わらないと

いろんなことをあきらめていた

そんな風に思っていたなんて知らなかった

 

そっか

いろいろ思うことがあっても

嫌なことがあっても

それを口にしたところで何がどうなる?

 

愚痴ったところで何も変わらない

これがイヤ あれがイヤと言っても何も変わらない

聞いてもらえない

 

だから話しても仕方ない

言ったところで何も変わらないから

 

ってそう思うようになっていったらしい

 

 

私たち大人は何をしてたのかな

 

じいちゃん、ばぁちゃん、私に主人

大人が4人も近くにいるのに

娘たちの理解者には誰もなっていなかった

 

大人って何だろう?

親って何だろう?

よくわからない

 

長女は学校でのことをあまり話さない

特別話すことはないのかなとあまりこちらから

働きかけて聞き出すことはしてこなかった

 

でもどうやら違ったみたい

 

話したいことがあっても上手く話せない

大人みたいに言葉にできない・表現できない

 

だから言いたいことも聞いてほしいことも

話せなかった

 

気持ちをうまく言葉に表せなくて伝えられない

それが出来ない=”ダメ”という図式を作ってしまった

 

『言いたいことはちゃんと話して

話してくれないとわからないよ』

 

私はこれを幼い我が子に言ってしまっていた

 

これが子供にはめっちゃハードルが高い

そんなこと気づかなかった

 

語彙力の乏しい子供に大人と同じように説明してとは

なんてアホなこと言ってたんだろう

 

時間に家事に追われる生活の中で

子供との時間を早送りしてた

 

そうかこのやり方が間違ってたんだ

娘たちに全然寄り添っていなかった

 

正直今からでも取り戻せるかな?って不安になる

 

でも今間違いに気づいたんだ

そのままでいいわけがない

 

今までほったらかしにしていた分

 

取り戻したい 

本当の娘たちの姿

長女と次女の本当の姿 

 

今娘たちは変わりたいと思ってる

だから苦しいんだ

みんなで一緒に変わろう!

少しづつ少しづつ 

我が家のペースで・・・

家族で図工の工作キットを楽しんじゃいました

先日次女の担任の先生から

図工の授業で使った工作キットを頂いた

 

何かを作るっていう活動は小さいころから好きだった次女

 

でも幼稚園や小学校では自分の好きなものが作れない

頑張って作っても

『もう少しこうしたらどう?』などと

なんやかんや言われるので

楽しくなくなったよう

 

次第にだんだんと作ること自体が『めんどくさい』に

変わっていってしまった

 

それでも工作自体は好きなはずと思い

先生が『工作キットがありますがどうしますか?』

と声をかけてくれたので喜んで貰いに行った

 

もちろんその工作キットは授業の課題だが提出は不要

ご家庭で楽しんでくれればいいと言ってくれたので

長女と次女と私の3人で作ってみることにした

 

貰ってびっくりΣ(゚Д゚)

けっこう大きいです

自分で迷路を作ってビー玉を転がして遊ぶ工作キット

台紙もカラフルで面白そう

でもこれ小学4年生が1人で作るんですか?

 

率直な感想

正直めんどくさいかもと思ったけど

3人ならなんとか完成できるかなと思い

娘たちに声をかけた

 

『工作キットをもらったよ、作ろうよ!』

 

次女は『別にいいよ~』

長女は『それ苦手だったんだよね』

ってちょっと乗り気じゃない反応・・・

 

それでも私が説明書を読み

長女が即戦して取り組んでくれたおかげで

少しづつおのおのができることを形にしていった

 

台紙を切ったり折ったりする作業は私でも楽しめた

元々モノ作りが好きな私たちにとっては楽しい時間

ゲームとYou Tubeから引き離すには

絶好のチャンス!😁

 

それでも家事などを考えるとまとまった時間を作りだすのには勇気がいる

 

後から時間に追われるのは目に見えているから

そしてそれがストレスになりかねない

 

それでも女3人

ぺちゃくちゃおしゃべりしながら取り組むこの時間は

有意義なものだった

 

長女が接着剤の使い方を次女に教えたり

あ~だこ~だいろいろ想像を膨らませながら楽しく取り組んだ

 

4階建ての迷路

各階にテーマをつけ、家にあるものもプラスして

どんどんアイデアを出し合い

お互いの案を全て形にしていった

 

意外に衝突はなく終始穏やかに工作は進んだ

 

学校でも友だちや他学年の子達とおしゃべりしながら

こういった活動ができると楽しそうだねって話したら

 

『家族でやる方が楽しいよ』

『こうゆうのもっと一緒にやりたい』って言葉が出た

 

そっか

工作がしたいわけじゃないんだ

家族でワイワイいいながら笑って楽しく過ごしたいんだ

 

私も家事のことはほっといて

夢中になって娘たちの工作のサポートに取り組んだ

 

それが結構楽しい

そして

娘たちの笑い声や姿を見られたのもとても嬉しかった

 

学校へ行っていなくてもコミュニケーションは取れそうだ

 

そう心配することもないように感じた

 

 

主人は仕事で参加できなかったので

LINEで👇の写真を送って報告

よくできたねって喜んでた

娘たちが楽しんで取り組んでた事を伝えると

早速Amazonで似たような工作キットがないか調べたらしい

 

そしたらいくつかあったから

『みんなで好きなのを選んで購入してはどうかな?』

と提案された

 

時間を見つけてAmazonをのぞきに行こう

きっと楽天にもあるよね

もうネットがあれば何でもできる

 

学校で出来なければ家でやればいい

今の時代 家でもやろうと思えば何でも学べる

さて次は何を作ろうかな・・・

いっぱい作って遊んで学ぼう😃

学校へ行きたくない理由?教えて~その4

学校の雰囲気が問題

次に出てきたのが教室

④休み時間にゆっくり本が読めない

 

寒い季節の教室

1月の中ごろから休み時間に外遊びをする子が少なくなり

教室で走り回る子が増えた

 

それまでは 

休み時間になれば次女以外のほとんどの子が外へ行き

おのおの鬼ごっこ、縄跳び、鉄棒などを楽しんでた

 

休み時間の教室は次女の貸し切り

そんな毎日が続いていた

 

それが

気温が下がり寒くなるにつれ

教室で遊びまわる子が増えることによって

次女の一人の時間・空間が失われつつあった

 

休み時間に教室で走り回る子

大声でおしゃべりする子

じゃれあった衝撃でぶつかってくる子

 

もはやゆっくりと本を読める教室ではない

 

次女は同級生と遊ぶことには興味がない

外遊びも好きではないので

家から持参した児童書を読んでた

 

たまには

担任の先生のお手伝いをして

休み時間を過ごす時もあった

 

傍から見るとなんだか心配になる光景

 

一人で大丈夫?って聞くと

『一人の方が集中して本が読めるよ』

『だからいいの』

 

仲間はずれやいじめにあっているわけでもない

 

ただ 自分の好きな興味のある本を読む時間が好きなだけ

ただそれだけ

 

ただそれだけなのに

一人の時間がなくなる=心のバランスが取れなくなる

 

静かな小学校・・・ありえない・・・

 

賑やかな教室、同級生のガヤガヤする声

あまり得意ではない

でも

先生の大きな声はもっと苦手

 

小学校の先生はやたら大きな声で声掛けをする

ちょっと間違えば怒鳴ってる?怒ってる?

 

子供たちがガヤガヤ騒いでいる中で

自分の声を届けるためには仕方のない手段かもしれない

 

でもこれ 次女にはかなりのストレス


教室がガヤガヤ、ガチャガチャうるさい

静かにさせるために先生が大声で叫び、大声で怒鳴る

 

これは低学年の教室なら普通かもしれない

でもこの環境が次女の心を疲弊させていく

 

あたかも自分が怒られているかのように感じてしまう

 

最近告白してくれた

この状態が辛かったんだっと

 

もっと話を聞いてあげればよかった

でもその時は言えなかったんだね

 

だって学校はそういうもんだ

そんなの仕方ない

それが普通

 

だから

たぶんそう言われると思って

言えなかった 

と話してくれた

 

 

次女はよく言う

『怒っても怒鳴っても静かにはならないよ』

『だってつまらないもん』

『楽しくないから自分達で楽しんでいるんだよ』

そう説明された

 

確かに 納得してしまった

 

先生たちもずっと同じ方法で子供たちに向かっていくから

状況は変わらないんだ

 

どうしたら静かになるか?

どうしたら話を聞いてくれるか?

 

大人は考えてないのかもしれない

 

私は娘たちに大人の都合のいい価値観を押し付けてるだけ

娘たちに寄り添える母親ではないと気付いた

 

自分がどんな子育てをしてきて

何がいけなかったのか

少しずつ見えてきた気がする

 

そして

これからはどうやって生きたいのかを

じっくり考える時期なのかもしれない

 

 

次女が最近ぽつりと言った

 

『今学校へ行ったら

 休み時間にゆっくり本が読めるかな?』

『教室にはおもしろい本があるかな』

 


その言葉に私は

『暖かくなったからみんなお外へ遊びに行ってるかもね』

って笑って言った

 


そう次女は

一人で静かに本が読みたい

彼女の学校へ行く理由はたぶんこれだけ

 

家でも本は読めると思うかもしれない

 

でも次女に言わせると

家には本より楽しいゲームとYou Tubeがある

これには勝てん だそうだ(笑)


だからこの本を読む時間がなければ

次女にとっては学校へ行く意味などない

 

とりあえず今のところそういった理由で

学校へはいきたくないと言っております

 

自分の気持ちや考えをはっきり伝えられる次女が

私は大好きです♥

学校へ行きたくない理由?教えて~その3

親や先生の声掛けで一つで子供は変わってしまう

次は先生の問題が出てきた

③図工の先生が嫌い

 

担任の先生と図工の先生は別の人

 

図工の先生は再任用のおじいちゃん先生

この先生は長女が4年生の時に算数を教えてくれた先生でもあった

その時も長女はイヤ~と言って、途中でクラスを替えてもらった

 

娘たち二人ともこのおじいちゃん先生は嫌いらしい

まぁ~単に相性が悪いのかな

合わないものは合わん(笑)

 

次女が嫌だなと思う瞬間

 

・無駄話が多い

これは授業に関係ない話をよくするらしい

しかも次女にとっては全然面白くない

その話に笑っている子供を一歩引いて見ている

 

そして長女もこれが一番嫌だと言っていた

 

当時長女が4年生だったころ

算数が少し抽象的になり分かりにくくなってきた頃

 

集中して取り組まないとついていけない状態

 

周りの子は塾や公文などで勉強していたようだが

長女は何もしていなかったので学校の授業は大切な時間だった

 

勉強する時は学校の授業だけ

自宅は最低限の宿題のみ

 

そこへ唯一勉強する時間の算数の授業

面白くない雑談や無駄話

 

教室がガチャガチャ騒がしくなると

集中できない、聞こえないでかなりのストレス

また黒板に書く字もヘビみたいなふにゃふにゃした字だから

読めない

 

危うく算数の授業が嫌いになりかけてた

 

幸いその当時の長女の担任の先生に

私が笑って長女の不満をそのまま伝えると

よくあるケースだったのかすぐに対応してもらえた

 

娘たちの学校は4年生になると算数を少人数制に変え

子供たちのペースにあったクラス編成に変わる

 

そのため本来1学年2クラスなのが算数の授業の時だけ

3クラスに変わる

 

とはいえ進み具合が変わる程度で学ぶ内容は同じ

 

なら長女がストレスなく安心して学べる授業がいい

よって翌日すぐにクラスを替えてもらった

 

娘たちは学校の授業でしか勉強しない

それがディスカッションなどで教室が騒がしいならということは問題ないが

授業に関係のないくだらない話で騒がしくなるのは

どうもしんどいんらしい

 

まぁ単純におじいちゃん先生が好きじゃないから

いろんな事が気に障るんだろうな

 

周りに適応できないと言えばそうかもしれない

 

次にこのおじいちゃん先生ちょっと口が悪い

・失敗した友だちをバカにした

 

次女がある日怒って帰宅した

 

図工の時間に友だちがおじいちゃん先生に

『ほらみろ~だから言っただろ~』

ってバカにしたように笑われたようだ

 

それがとても腹が立ったと次女は言う

 

『そんな言い方する必要はない』

『次どうすればいいか教えてあげればいいのに』

と、あたかも自分が言われたかのようにふてくされて怒って帰ってきた

 

私は『あなたが言われたわけじゃないから気にしなくていいんじゃない』

っと軽く流した

 

でもどうもそうは考えられないようで

自分事としてとらえてしまうよう

共感力が強い

 

またそれは誰かが怒られているときも同じで

対象が自分だろうが他者であろうが関係ない

 

もうそうゆう雰囲気が苦痛

怒られる・大声で声をかけられるなどの行為は

攻撃をされていると感じる

 

怒る人=攻撃する人

攻撃する人が近くにいるだけでエネルギーが奪われる

そして萎縮してしまう

 

だから学校は疲れる

楽しくないと言う

 

またこのおじいちゃん先生

図工の課題で次女の作った作品に対して

ちょっと周りの子達と違うものを作ったために

『なんでそんなの作ったの?なにそれ?』って鼻で笑った

 

これもめっちゃ 癇に障ったらしくこの時もご立腹だった

 

小さな薄い木の板に釘を打ちつなぎ合わせて好きなものを作る

っていう課題だった

自由に好きなものを作っていいと言われたから作った

 

周りの友達は子供らしい可愛いキャラクターを作っていた

 

次女はその時カメラが大好きだったので

自分なりのかっこいいカメラを作った

 

それがおじいちゃん先生には

子供らしく女の子らしくないと見えたのか

評価は悪かったよう

 

あまりに機嫌が悪かったので担任の先生に内容を確認したら

そう説明してくれた

 

次女にしては◎の出来栄えだったのに

鼻で笑われたから、もう大変!

 

大人の軽い言動が子供の心をグサグサ刺していることを

大人たちは知らなさすぎる

 

もちろん大人も同じ

結構平気でグサグサ刺されるよね

 

大人の軽はずみな言動を防御できなかった

次女はまだ防御の仕方を知らなかった

そして

かわす術も知らなかった

 

子供への声掛けは注意が必要

腫れものを触らないように慎重に扱うっていうよりも

大人の言葉が子供には刃にもなりうるっていうことを

私は学ぶ必要があると思った

 

私自身気づかないうちにグサグサ刺していたかもしれない

正直言葉を発することに躊躇する

 

大事な成長期

体だけが成長するわけじゃない

確実に心も成長してる

 

こんな大切な時に否定的な言葉を簡単にこぼしてはいけない

 

それも大勢の前で・・・

 

次女にとってはカメラをバカにされた

それだけじゃない

友だちの前で次女がバカにされたことになる

 

人の視線って

ダメージが大きい

 

学校ではけなしたり、否定するのは禁止

そんな学校だと弱っちい子ばかりが育つかな?

 

いいや、そうは思わない

 

そうは思わないと思いつつも

 

自分の子供時代の時から

がんばること・耐えることがなんだか偉いみたいな

それをしていたらなんか評価されて

幸せになるんじゃないかと思ってる

そんな価値観が染みついてる

 

娘たちを潰さないよう

私自身がこのクソみたいな価値観を捨て去りたい

 

娘たちが娘たちらしく

誰かの評価基準に振り回されることなく

生きていけるように

私にできることを探そう

 

そのためには絶対否定しない

もちろん自分自身も否定しないようにしたい

 

まずはそこからスタート!

学校へ行きたくない理由?教えて~その2


次に出てきた学校へ行きたくない理由

②体育の授業を受ける意味が分からない

 

これは寒い教室で体操服に着替えなきゃいけないのがイヤっていうことと

体育の授業内容が単に面白くない、そしてやる意味がわからない!という理由

傍から見たら

もう正直ただのわがまま

それとも怠け者か?・・・って感じな言い分

 

でもそこはとりあえず共感し理解するよう努め

 

体育の授業は見学することに

 

要するに

授業を受けないっていう選択をとった

 

ただ

見学者も体操服に着替えるルールなので

担任の先生にお願いして着替えず服のままでの見学をOKしてもらった

 

それでも外は寒いから体育の時間でもネックウォーマーを付けたいと言いだす次女

 

ネックウォーマーの着用を担任の先生に提案すると

体操服からハイネックが見えるのは見た目的によろしくない

よって

ネックウォーマーも同じ扱いになるため学校側としては許可できない

と上から指導が入ったと言われ却下された

 

まじか!!!

これにはちょっとびっくりΣ(゚Д゚)

 

おしゃれが目的ではないよ

ただただ寒いのよ

 

幸い担任の先生はネックウォーマーに賛成だったので

保護者からの要求とのことで掛け合ってくれた

 

それでもすぐには受け入れてもらえなかった

 

担任の先生がサッカー経験者でスポーツ選手も着用するものなのでと交渉してくれたおかげでスポーツタイプならOKとのことで許可してもらえた

 

家族みんなで

『何でも言ってみるもんだね』っと喜んだ

子供の一言で大人が動いた

自分の意見を聞いてもらえたっていう経験は次女にとっては貴重な体験で、担任の先生からネックウォーマーの話をされた時はうれしかったみたい

 

小さな提案だけどいい方向に改善された時は大人も子供も単純に嬉しい気持ちになるね

そんな体験だった

 

で この体育の問題は解決したかと思ったが

 

最終的に

運動場で体育の授業をする時

見学者も運動場へ出て近くで見学しなきゃいけない

 

寒い運動場で座って見学するのは体が冷えるから

そこにいる意味はない

その時間本読んでる方がいい

って言いだして結局

 

学校自体を休みますと宣言!

ってなわけでで先生の掛け合いも報われなかった

 

私としてはせっかく担任の先生が掛けあってくれたのに・・・

ネックウォーマーも新調したのに・・・

 

それでもダメなのね

 

まぁ他の子供たちもネックウォーマーの使用が認められたんだから

先生の活躍は全くの無駄にはならなかった

 

 

そもそも体育の授業が面白くないっていうのも根底にある

 

次女はあまり運動自体に興味がない

運動会なんて超最悪らしい

 

遊びでするバトミントンや縄跳び

アスレチックの遊具くらいしか楽しくないらしい

 

だから体育の授業は嫌いみたい

運動場に出るなら

砂に絵を描いたり山を作ったりする方が楽しいって言う

 

幼稚園児みたいな遊びだな~

って私たちは笑うけど

本人はおかまいなし

 

 

特別運動音痴なわけでもないんだけど

競争心がまったくないためか

お友達ができるから自分もやれるようになりたい

とかそういう気持ちは湧き上がってこないらしく

 

人と同じようにできることに魅力は感じない

 

だからどうしても体育の授業は無駄に感じ

その時間教室でゆっくり本が読みたいって希望する

 

普通なら体育の授業といえば勉強じゃないからラッキーって喜びそうなのに

次女にとっては全くラッキーじゃないらしい

 

ちなみに次女は小学4年生の今でもまだ自転車に乗ろうとしない

まぁ乗る必要性も感じられないから練習しないだけかもしれないけど

 

親の私たちも別に困りはしないので練習もさせていない

なので乗れないまま

 

そこで比較するのはやっぱり大人=祖父

『みんなは乗れるぞ』 

『乗ったら気持ちいいぞ』

って言うんだけど 

 

本人にとっては余計なお世話なだけ

 

乗りたくなるまでほかっといてくれ~って心の中で叫んでるよう

 

 

まぁなんにせあれやこれやハードルを下げても

大人の提案は聞き入れない

イヤ!の一言

 

学校でも日常的なことでも常に我が道を行くタイプ

 

たぶん

これから夏が来て水泳の授業が再開しても

きっとこういうんだろうなぁ~

 

『水着に着替えるのがめんどくさい~』

『泳げないから楽しくない』って

 

まぁ夏が来て水泳の授業が再開されても

次女は家の中で涼んでる生活を選んでいるだろうから

関係ないんだけどね

 

 

ちなみに水着に着替えることができないわけじゃない

でも大人数で短い時間の中で着替えるっていう行為はかなりストレスがかかるよう

 


長女も中学校で体操服に着替えるっていうだけでも

うまく着替えられるかな・・・

みんなに置いてかれないかな・・・

って終始不安になっていた時があった

 


それは中学校へ入学して間もない時で

健康診断があった時期だと思う

慣れない制服でもう勝手が分からず不安ばかりだった

 


大人からみたら大したことではないんだけど

娘たちにとってはお着替えって行為はとても大変なことらしい

 


これがうまく周りに助けを求められる子ならそんなに思いつめないんだけど

娘たちは二人とも一人でなんとかしなきゃと思い

うまく人に頼れないんだよね

 


たぶん私があまり人に頼らないから頼り方を学ぶ機会が少なかったのかも

 


自分で出来ない事は恥ずかしがらず頼れるようになるのが

生きていくためには必要なスキルだと思う

 


だから私も人に頼ろう 甘えよう

そして娘たちには気兼ねなく甘えさせよう

 


甘やかしではなく甘えさせる

この違い 結構難しい


簡単に説明すると

娘たちが望んで投げてきたボールをしっかり受け止めること

ただそれだけ

 


大人がよかれと思って先回りしていろんなボールは投げないこと

要するにおせっかいはやかない ということ

 

大人目線の生活・考え方を改めてほしいっていう

SOS のサインかもしれない

学校へ行きたくない理由?教えて~その1


子供には子供なりの言い分がある

2022年2月から本格的に不登校になった娘たち

まぁ~だいたい初めに聞くよね

聞きたくなるよね

 

「なんで?どうしたの?何があった?」

「いじめにでもあってるの?」って

そして 原因探しが始まった

 

尋問とまではいかないにせよ

知りたい 聞きたい 理解したい

だからなるべく落ち着いて聞いた

 

自分も学校は好きじゃなかった

でもその当時は『学校へ行かない』

なんていう選択肢はなかった

 

だから子供が『学校へ行きたくない』って言いだすときは一度くらいはあるだろうと予測はしてた

 

だから一度や二度のお休みくらいへっちゃらだった

リフレッシュ休暇と思えば

大人と同じじゃん そう思った

 

でも1週間休み続けるとこの先どうなる?

って考えるよね・・・

考えちゃう!

 

元々私自身は

学校が嫌いで学校へ行かなくてもいいと思っているタイプ

 

主人は

普通に子供は学校へ行くもんでしょ!って思っているタイプ

 

ただ 夫婦で共通するところは

 

人と同じことをすることがすべて正しいと思っていない

そして同じである必要はない

という考え

 

というわけで

とりあえず娘たちの言い分を受け止め休ませ続けることにした

 

そして娘たちの話から原因探しが始まった

 

 

まずは次女の言い分

 

彼女が言い出しっぺ

 

そして長女に比べてかなり学校へ不満あり

 

次女の言い分・言い訳は・・・

①学校の教室がくそ寒い

②体育の授業を受ける意味が分からない

③図工の先生が嫌い

④休み時間にゆっくり本が読めない

 

 

だいだいこんなもの

 

深掘りすると

まず第1にこれが一番怒ってた

①学校の教室がくそ寒い

 

これは当時2月の出来事

寒い時期にもかかわらず窓が全開に等しかった

窓側の席に座っていた次女はこの寒さに耐えられなかった

 

コロナ対策の為に換気を余儀なくされ、すべての窓が一日中全開だった

一応エアコンは動いていたようだが暖かさはゼロ

 

それまでは教室内での上着の着用は基本禁止

いつのまにか上着の着用を勧められ防寒するようにと声がけされていたよう

しかし

親には知らせがなく、次女が話してくれるまでは

そんな状態だとは気づきもしなかった

 

長女にも確認したら

『寒いのは当たり前で、そんなこと愚痴っても仕方ないから我慢してた』

と言われた

 

寒いなら寒いって言えばいいじゃん

そこ我慢するとこ?

そんな愚痴さへ言えない親子関係だったのかな

 

ちょっと寂しくなったのを覚えてる

 

ただ次女は上着が好きじゃないため

厚着をして暖をとるのは苦手だった

子供はいっぱい服を着ると動きづらさを感じてストレスで押しつぶされる

 

でもそいうわけにもいかず

少し大きめのもこもこの軽くて暖かい服を何着か新調した

 

でも体は暖められても手は冷たいままだった

 

あまりの寒さに

手がかじかんで鉛筆が持ちにくく

ノートを取るのが苦痛だったみたい

 

おかげで授業に集中できないと文句たらたら

 

担任の先生に確認すると

教育委員会から換気をするように連絡があり

開けないわけにはいかないとのこと

 

それでも全開の必要性はあるんですかと確認したら

他の先生たちに相談したらしく

換気のやり方を考えてくれた

 

窓はこぶし一個分の幅の解放

そして空気を回すために扇風機を併用し循環させる方法をとるとのことで

すぐに対応してもらった

 

でも次女には環境が少し良くなったからといって気持ちは落ち着かなかった

 

そして一番のトリガーポイントがこれ!

 

『職員室』

子供たちの教室は寒い屋外と変わらない空間なのに対して

職員室は窓をきっちりと閉め、暖かい部屋として存在していた

 

もうこれにはかなりのご立腹ヽ(`Д´)ノ

 

大人と子供ではなぜ扱いが違うのか?

かなり疑問だったらしく

主人にこんな質問を飛ばしてきた

 

『パパの会社のパソコンで仕事をする人たちの部屋は窓が全開なの?』

『みんなそんな寒い中で仕事してるの?』

『手が冷たくてもポチポチできるの?』

 

主人は『うん???』って困ってた 

そりゃそうだ 次女はまだ小学3年生

この質問にちょっと違和感を覚えた

 

その日主人は会社の事務所を観察した

 

確かに次女が疑問に思うのも無理はない

 

だって事務所はポカポカだ

窓なんて一切開いていない

ずっと観察していたわけではないので時折換気はしているかもしれないけど

一日中全開 なわけがなかった

 

大人は暖かい空間に温かい飲み物

そりゃあ~怒るよね

差別だって文句言いたくなるよね

 

家でもエアコンやヒーターなどでどの部屋も暖を確保してる

 

家から一歩外へ出たら教室は寒い屋外と同じ世界

 

今でも思いだす

なんて寒い場所に追い込んでいたのか・・・

思いだしただけでも泣けてくる😭

 

実際PTAで学校へ出向いた時

次女の体感していた教室での環境を私も体感した

 

クソ寒かった まじ寒かった

 

寒いのは覚悟してたからお腹と背中にカイロを張って

手袋の中にもカイロを忍ばせて

 

膝にはストールを掛けてできる限りの防寒をして臨んだけど

1時間もしないうちにイライラしたのを覚えてる

また他の親も口々に寒いを連呼してた

 

暑さ、寒さが与えるストレスってかなりデカい

そりゃあ集中できないよね

イライラで爆発するよね

 

子供は風の子って言うけど

家では大人と同じ環境にいて安全で快適な空間にいる

 

なのに、いざ学校へ行ったら別世界で

空間自体がストレスになってはたまらんよなぁ

 

耐性がないと言えばそれまでだが

次女は活動量も少ないため

元気に走り回る子のように自分で体温をあげられない

 

もっとも

走れば体温が上がると言われても

好きでもない活動をする気にはならない

 

大人だって

健康にいいから朝散歩しなさいと言われても

全ての人ができることじゃない

 

それと同じこと

それなら自分を守るために安全な場所へ逃げる方が早いよね

 

次女が取った行動はあながち間違いではないかも

 

大人だったら嫌な場所からいとも簡単に逃げ出せるのに

子供は自分だけの力ではそうそう逃げ出せない

 

よくも悪くも不自由

 

だからといって

『子供だから我慢しなさい』

『子供だから仕方ない』

とは言いたくない

 

とは言え

不思議と大人は子供時代に自分達が経験してきた記憶をベースに今を比較する

 

時代は進化して環境も変わり快適になってきているのにもかかわらず

 

自分達の時はこうだった、あ~だっただの

 

だから

『これくらいは普通だよ、我慢しなさい』

『こんなことぐらい我慢できなくてどうするの?』

『大人になったらもっと我慢しなくちゃいけないことがいっぱいだよ』

って言いだす

 

現に私も少なからず 言ってた

 

娘たちには日頃から

『自分がされて嫌なことは人にしてはいけない』って教えてきたのに

 

みんなが我慢してることなら次女も我慢するべきだ

みたいなことを”学校”だから仕方ないってことで

”学校という枠”にハメようとしてた

 

いやいや・・・これって矛盾だよね


相手が自分の娘となると

話がおかしくなるなんて

子供からしたら迷惑だよね

 

自身自身も気づかないうちにされて嫌なこと 嫌だったことを

娘に対してだけ都合よくすり替えてる 

 

自分も子供時代に不平不満はあったけどなんとかやり過ごしてきた

だから

娘たちもなんとかやりすごしなさい って

いろんなことを押し付けていたのかも

 

う~ん?なんかよくわからなくなってきた

 

 

要するに

 

次女は寒くて辛いよって言ってる

そこへ

みんなは我慢してる だからあなたもこれくらいの寒さは我慢しなさい

って言うのはおかしい

矛盾してるよね

 

そもそも私だったらあの寒い学校 嫌だもん

行きたくないもん

 

世の中がアップデートされて快適になりつつあるのに

子供の世界だけは変に我慢を強いられる

 

それは変だよね

 

コロナの影響も少なからずあるけど

昔はこうだったから

子供はこうすべき・こうあるべき

 

この『べき思考』を変えないと!

娘たちを潰してしまうΣ(゚д゚lll)ガーン

 

そして忘れちゃいけないのが

 

子供時代の私と次女は別人格

もちろん長女も別人格

 

何をどう感じるかは娘たちで私じゃない

 

どこまでいっても次女は次女

長女は長女

常に彼女たちの気持ちが最優先

 

 

ちなみに次女は当時 暖かくなったら学校へ行くと笑って言っていた

 

しかし現在6月

 

もう暖かいを通り越して暑いんですけど・・・

 

まだ行きませんね~

 

子供の気持ちはよくわかりません

なので

ふ~ん そうなんだ~っで聞き流しました( ゚∀゚)アハ

やりたいことはやりたい時に好きなだけやる!


2022年2月から娘たちが不登校になり

もう6月

あっという間に5ヶ月目に突入

 

今では毎朝の学校への電話連絡もなく

ただただ毎日が休日のよう

 

電話連絡をしなくて済むだけでかなり心は平穏

学校への後ろめたさも自然と感じなくなった

 

 

今日は朝から天気が良く

娘たちは9時に起床

 

以前はゲームとYou Tube三昧の毎日で

無制限にさせていたから早起きだったけど

 

今は娘たちが決めたルールでゲームとYou Tubeは一日3時間

いろいろあって娘たちが親との交渉の末、決めたルール

 

おのずと早起きする理由がなくなり

少し遅めの起床

 

学校へ行くわけでもなく

早起きしなくちゃいけない用事があるわけでもないので

睡眠時間を大事にしていただくため

 

放置です

 

そんな中

自分達で自然に目覚める朝は機嫌がいい

 

今朝は次女がお庭の水やりを自分からやると言い出した

 

ちなみにこの水やりの活動がないと

一日中 家の中で過ごすことになる

 

次女の好きなこと 水やり

長女は虫が嫌いだからなかなか庭には出ない

 

次女は虫が大好きで水遊びも好きだから

この水やりの活動は気が向けば自分からやりだす

 

ただ一緒に庭へ出ないといけないのがちょっとって感じ

 

学校へ行ってたら朝のこんないい天気の下で

次女とたわいもない話などできなかっただろう

 

今朝は水やりの最中に赤ちゃんのショウジョウバッタを捕まえた

それも2匹 とても小さくて潰しそうだった

次女は喜んで追っかけた

 

これはこれでいい日だ!

 

以前は家事に追われていて水やりもただのめんどくさい作業

5分もかからず必要なことだけして ハイ終わりって感じ

 

次女が庭へ出てくると

はぁ~時間がかかるなぁ~って感じで

好きなようにさせてあげることはあまりなかった

 

やりたいことの好奇心をガンガン摘み取っていた私

 

今それを償うように

やりたいことはやりたいだけさせていこうと

決めている

 

これが決心でもしないと

すぐに大人の都合によって

流されていく

 

本来ならこの工程は幼児期にするものなんだけど

私の体調不良と完璧主義に近い家事をしようとするもんだから

やるべき時にできなかった

そしてやるものだとも思ってはいなかった

 

最近はいろんな『やるべき思考』をそぎ落とすよう努めている

そしたら

少しづつ娘たちの時間も確保できるようになった

 

これに気づくのに少々時間がかかった

 

娘たちの不登校という現象で

いろんなことを考えさせられ

向き合わされている

 

不登校』子供の問題ではない

親の生き方の問題

 

子供への課題ではなく

私への課題

 

やりたいことはやりたい時に好きなだけやるのがいい!

『やりたい』という気持ちを忘れてしまわないように・・・

 

『やりたい』気持ちを忘れさせないためにも

出来る限り小さなことでも受け止めやらせてあげる

これがとっても大事らしい

 

だから私は自分に言い聞かせるんだけど

 

これが以外に大変・・・

というか難しい・・・はぁ~