突然イチジクがたくさん届いた
先週親戚の叔母からたくさんのイチジクが届いた
叔母の旦那がプチ農業を営んでいてちょうど夏から秋にかけて出回るイチジクを分けてくれた
いや、分けてくれたというよりも大量に処分されるイチジクを我が家で処分してくれという意味で我が家に届いた
イチジクは収穫したらすぐに食べないと傷んでしまう
いわゆる”足が早い”
そして収穫したらそれ以上追熟もしない
なかなかスピード勝負なお方だ
今回どうやら収穫時期と天候(雨)と出荷の時期が合わなくて売りに出せなくなったようで私のところにやってきた
イチジクを生で食べるのは苦手
スーパーで売られているイチジクを買って食べたことはない
だから本当に美味しいイチジクに出会ったことがないのかも
だけど生のイチジクはどうも甘味が足らなくて好きじゃない
どちらかと言えば
ドライフルーツのイチジクの方が断然美味しいと感じる
残念ながらドライフルーツにする方法はまだ知らない
だけどジャムなら私にでも作れる
これがジャムに変身させるとびっくりするくらい美味しくなる
これは私の味覚の問題かな?
ということで
イチジクの大量消費と言えばジャム
たくさん作って叔母に届けることに
今回届いたイチジクは計4キロ
約1キロはじいちゃんが生で食べることに
とは言ってもさすがに食べるペースより傷むペースの方が早いので
500gは生で残りの500gは冷凍することに
それでも3キロのイチジク
まずは1キロを消費
≪材料≫
・イチジク 1キロ
・甜菜糖 400g
・レモン汁 大さじ1
≪作り方≫
イチジクはさっと洗って皮をむき、1センチ幅にスライスする
鍋にイチジク、甜菜糖、レモン汁を放り込んで火にかけるだけ
あとはくつくつと中火で煮込み
アクがたくさん出るので、こまめに取る
イチジクのジャム作りで厄介なところ
火加減が強すぎるとイチジクの小さな種が飛んでくる
プチプチは飛んでくると熱いから痛い
あとは焦げない程度にほったらかし
ジャム作りは簡単
とりあえず1キロ分のジャムを作ったけど
まだ2キロ分残っているから翌日に持ち越し
2キロもあるとイチジクも多いけど
甜菜糖の量も半端ない
だから鍋の大きさを変えた
イチジクが見えない
イチジクは85%が水分らしく
火にかけるとすぐにくたんくたんになる
材料に水を入れる人もいるけど
私は冷凍果実をジャムにする時と同様
水は入れない
果たしてこれが合っているのかはよくわからないけど
甘くて美味しいイチジクのジャムになるから
このやり方でジャムを作る
皮は入れていないのに実のピンクと甜菜糖の色で濃い赤茶色になった
あったかいうちはまだまだゆるい感じ
でも冷めると少しもったりとしてジャムっぽくなる
とは言え
市販のジャムとは違ってゲル化剤が入っていないのでそんなには固まらない
ジャムのつもりで作ったけど仕上がりはソースみたい
私も長女も生のイチジクは食べない
主人は見た目が苦手らしいがジャムになると食べられる
自家製にすると手間暇はかかるけど
自分達の好きな形に変えられる
これはかなり魅力的
そして「私が作ったよ」
って言うだけで家族は喜んでくれる
これもまた嬉しい!
自家製って言うだけで
温かみを感じる
計3キロのイチジクで
中瓶 5本
大瓶 3本 ができた
ヨーグルトにかければイチジクのペクチンとヨーグルトの乳酸菌の力で腸内環境は良くなる
イチジクの栄養素
ペクチン(水溶性食物繊維)
・コレステロールや糖質の吸収を抑える
食後の血中コレステロールや血糖値の上昇を抑制する
・腸内の善玉菌を増やす
腸内環境の改善に効果あり
・不溶性食物繊維が豊富
腸の動きを刺激し便秘を予防
・高い抗酸化作用
・視力の回復や肝機能を高める
皮の色が濃い品種ほど果肉の色も濃く、アントシアニンが多く含まれる
フィシン
・いちじくを切ったときに出てくる白い乳液=タンパク質を分解する酵素
肉料理の下準備に使うと肉が柔らかくなる
(イチジクを使った料理はやったことがないから未体験)
肉などを食べた後に食べると消化を助ける
(食後のデザートにヨーグルトにトッピングすればOK)
≪注意≫このフィシンに触れると手がかゆくなったり口が腫れて痒くなることがある
食物アレルギーや花粉症などのアレルギー体質の方は気をつけて!
私も以前はアレルギー性鼻炎だったのでビニール手袋をはめてイチジクを扱っていた
手袋をしないとかゆすぎて、すぐに手がボロボロに・・・
でも今はグルテン・カゼインフリーのおかげでアレルギーは起きないから
今回も素手でイチジクを触れた
体の反応ってすごい
かゆくなっていた時はみんながかゆくなるものだと思ってた
まさか自分のアレルギー性鼻炎が原因で反応していたとは思わなかった
そしてあのかゆみがアレルギー反応だと知ったのはつい最近のこと
どうも花粉症の人は口腔アレルギー症候群を起こしやすい
口腔アレルギー症候群とは
花粉でアレルギーを起こす人が、よく似たアレルゲンをもつ食べ物に交差反応を起して、アレルギー症状を起こすこと(みんながなるわけではない)
例えば
・私はイチジクを触っただけでかゆくなる
・娘たちはグリーンキウイを食べると口やのどがイガイガする(だから嫌っていた)
ちなみにゴールドキウイは普通に食べてた
ゴールドキウイはアレルゲンが少ないから反応しなかったみたい
そして今では私も娘たちもアレルギー症状はないので問題ない
娘たちはグリーンキウイを毎日1個は食べる
体に合うものを食べていれば体は自然と整っていく
毎日の食生活が自分達の未来をつくる
本当食べ物って面白い
そして 甘く見るとこわい