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チック症は発達障害?いつからそうなったの?知らなかった

チック症は発達障害だったの?

8年前に調べた時は発達障害なんて書かれていなかった

見落としていたのかな?

それともいつの間にか情報がアップデートされた?

 

っていうかうちの子・・・発達障害なの?

なんだか面白くなってきた(笑)

 

あんまりお気楽でいていいものか分からないけど

復習の為にも、今一度頭に入れておこう

 

なぜなら・・・

まだ長女のチックは姿を消す気配がない

 

=私なりに調べてまとめてみた=

チックとは何か?

チックとは本人の意思とは関係なく

不規則で突発的な体の動きや発声が繰り返し起きてしまう疾患

要するに体の一部が勝手に動いて自分ではコントロールできない状態

 

だから

やめなさいとか、無理に止めようとすることは逆効果

本人に症状を指摘しすぎたり、叱ったりすることは

セルフイメージを悪くし、なおかつ症状を悪化させる

 

発症時期

だいたい4~6歳の幼児期に発症し

10代前半に症状のピークを迎える

そして変動しつつも青年期までに軽快に向かう

 

ある一定の時期を過ぎれば自然と症状がでなくなるので

病院へ受診すると

『症状を指摘しすぎたり、叱ったりしてはダメ、自然に治るから

あまり気にしない事が一番だよ』

なんて風に言われる

 

症状は大きく分けて2種類、一過性と慢性がある

まばたき・顔をしかめる動き・首を急激に振るなどの運動チックと

発声といった咳払い・鼻を鳴らす・「アー、ウー」などの音をだす音声チックがある

どちらも一定期間繰り返すといった状態が続く

 

これらの症状が1年以内に消失すれば一過性のチック症

1年以上持続する状態なら慢性チック症

 

複雑になるとトゥレット障害になる

多種類の運動チックと1種類以上の音声チックが

1年以上続くとトゥレット障害(症候群)になる

チック症とトゥレット障害
原因は神経伝達物質の不足?

明確な原因は不明と言われている

それでも

・生まれ持った体質(遺伝的要因)

・脳内の神経伝達物質の異常

・運動機能を調節する脳機能の障害

であることは分かっているらしい

 

要するにチックを起しやすい脳=大脳基底核の異常

または大脳の特性、体質的なもの

 

プラス

 

心理的なストレスなどが引き金となって

出現すると考えられている

 

大脳基底核とは

神経系の色々な部分から入ってきた情報を調節して

体の動きをスムーズになめらかにする働きをするところ

 

運動調節・認知機能・感情・動機づけや学習

さまざまな機能を担っている

 

脳内の神経と神経のつなぎ目であるシナプス(接合分)で

情報伝達を行う神経伝達物質ドーパミン)がうまく働かないため

ドーパミンの受け取り手(受容体)が過敏に反応しすぎてしまう

よって

全身の緊張を調整している大脳基底核に異常が起こる

 

そして体の動きをスムーズになめらかにすることができなくなり

チック症状が起きると考えられている

 

またこれらのことからドーパミンを調整することで

チック症状の改善が期待できるとも言われている

 

大脳基底核ドーパミンの活動は年齢により変化する

ドーパミンが足りない状態とは、ドーパミンの発達の過程に起こることで

脳が発達するにつれて徐々に改善し自然に全治とまでは言えないが

病状が治まって穏やかになると考えられる

 

チック症状がある場合でも年齢が進むと自然に消えていく場合が多いのは

チックが治まった=脳が発達した=成長したってことだろう

 

ただみんながみんな脳が発達できるわけではないようで

大人になっても症状は残ったままの人もいるよう

 

チックは心の病気ではない

チックは脳の特性が原因

だから精神的な病気ではないと言われている

 

昔は親の愛情不足や家庭環境が原因と言われることが

あったようだが、これも正しくないよう

 

あくまでも特性、体質と環境要因が複雑に絡んでいる

脳の体質:ストレス =2:1

脳の体質の方が大きいため

ストレスの原因を取り除いても良くなることはあまりない

これがよくなった場合はむしろ脳の発達で自然の経過と考えられるよう

ただチックの原因は脳ではあるが

ストレスがかかれば引き金を引くことには変わりない

 

チック症状はこんな時に悪化しやすい

・不安や緊張を強いられる状況

・強い緊張から解放された時(リラックス時)

・楽しくて興奮した時

などに悪化しやすい

 

集中・緊張すると減少

心配やイライラ、リラックスした状態は増加する

 

また

本人の意思とは関係なく脳の仕組みで起きてしまうチック症状

運動・音声チックに加え

チックの動きをやらずにはいられないという感覚(前駆衝動)に襲われる

チックの動きをすると、この感覚がすっきりするということがある

10歳以降になるとこの前駆衝動を自覚する人が増えるよう

 

もう本人ではどうすることもできない

幼児ならなおさらコントロール不可能

 

自分ではどうすることもできない

チック症状は不安や緊張、興奮、疲労などが誘因になる

それらをできるだけ減らす環境を整えてあげるとが大切

 

自分自身で症状をコントロールすることは難しいが

症状を緩和させることは可能

 

心身ともに落ち着いている状態のときは改善する傾向にあるが

自分で抑制することはできない

そして症状もその時々で出方も変わり波がある

周囲や本人が特徴を正しく理解することが大切となってくる

 

治療はできるの?

できるだけ身体的・心理的ストレスを減らす環境を整えること

これに尽きる

学校の先生や友だちにチック症について理解が得られていれば

現実問題治療は行われないことが多い

 

チックが原因でセルフイメージがさがってしまっている場合のみ

薬物治療を行う時もあるようだが

幼児の場合ではまず薬は投与しないよう

 

それより環境を整えてあげることが一番

これが一番の処方箋

 

対処法

・早寝早起きで生活リズムを保つ

・日中を活動的に過ごす

・上下肢を交互に動かすウォーキングなどがいいらしい

 

チック症は発達障害

発達障害とは

生まれつきみられる脳の働きの違いによる特性

自閉スペクトラム症

ADHD注意欠如・多動症

・LD学習障害

・チック症

・吃音 などが含まれる

www.mhlw.go.jp

 

まとめ

発達障害にチック症が含まれている記事もあれば

含まれていない記事もあった

 

でも生まれ持った脳の特性なら

やっぱりチックも発達障害

長女は発達障害なんだろう

 

なんだかスッキリした

病気だと思うと治るはずなのに治らない

なぜ?どうして?って

何が間違っているんだろうって不安になる

 

でもそもそもこれが長女なら治す必要はない

チック症の長女を長女の特性だと受け入れればいい

 

性格の問題でもない

良い悪いの話でもない

 

なのになんでみんなと一緒じゃないといけない

同じことができないことは恥ずかしい?

そう思ってしまう自分がいる

 

そう考えたら

たぶん、くだらない価値観

くだらない固定観念が苦しめてる

そう思うようになった

 

とりあえず脳の特性だからどうすることもできないのが現状

でもそこへストレスがかかるとチックが顔を出すことはわかってる

 

もしかしたらこれって

私に知らせるための手段なのかな

 

長女は自分の気持ちを上手く表現できない

そして自分の事なのに自分の気持ちに気づかない時も普通にある

そもそも考えることが苦手なのかな

 

そんな自分自身に気づかせるためにも

親の私に気づかせるためにも

長女の脳は

『ストレスがかかってるよ~気づいて~』

っていうアプローチとして

チックという現象を出現させているのかもしれない

 

きっとそうだ

私が家事に追われていて

娘たちに目を向けきれていないせいで

私に知らせるためにチックが起きている

 

ということは知らせてくれてるわけで

向き合うきっかけをくれているわけだから

助かるんだけど・・・

 

とは言え長女はそれで生きづらさを感じてしまう時もある

それはそれでつらい話だな・・・

 

長女がストレスと上手く向き合える方法

ストレスを上手く流せる方法を身に着けさせないと

いつまでたってもチックからは卒業できないのかも

 

ここであんまり心配しすぎると

過保護になってしまい、過干渉になってしまう

バックで見守りサポートするだけにしよう

 

心配しすぎることは愛情でもなんでもない

心配してあげることは長女のためにはならない

その時その時のストレスの回避方法を

長女と一緒に探すことが一番かな

 

いろんな長女がいていい

笑ってる長女

怒ってる長女

ストレスを溜め込んで音声チックで

『あっ、あっ』言ってる長女

 

全て受け止めよう

それが親の私にできること