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不登校になって8ヶ月が経ちました 娘たちは少しづつ成長している😉


2022年2月から不登校児となった娘たち

昨日から2学期が始まり

8ヶ月が経つ

今日も変わらない一日が始まった

 

8ヶ月経って娘たちはどう変わったか?

 

学業はほとんど取り組んでいない

長女がたまに数学のドリルを開く時があるぐらい

それもほとんど進まない

 

親の私たちも無理にやらせても意味がないと分かり

必要になるまで眠らせておくことにした

 

生活で気になるのは

次女があんまりお風呂に入りたがらないこと

遊んでいたい、お風呂自体がつまらない

お風呂に入る理由がないとのことで

2,3日に一回入るかな?

 

ちょっと気になるがそんなに問題ないと思い

次女の好きなようにさせている

 

外出した日や汗をいっぱいかいた日は自ら入る

本人が必要と感じるかがポイントのよう

 

昼夜逆転はしたことがない

朝は7時か8時には目覚めて

夜10時には眠る

不登校だからといって起きない、眠れないなんてことはない

 

変わったことと言えば

次女の三女(猫)への攻撃がぱたりとなくなったこと

そして

三女(猫)に可愛い可愛いと連呼する日が続いていること

不思議と今はべったり可愛がっている♥

 

以前は何かとイライラして

よく次女の方から三女(猫)にケンカを吹っかけていた

三女(猫)もやられたらやり返す

歯を向いて跳びかかるから結構怖い

本気で怒らせると追いかけてくる

 

三女(猫)と遊びたいっていうよりは

わざと怒らせるように仕掛けにいく

あの頃は

手や足、顔にひっかき傷が絶えなかった

 

なんでそんなことするのかなってよく思ってた

ずっと猫が欲しい欲しいと言っていたのに

変な可愛がり方

愛情表現が違うだけ?

 

そんな関係で次女は三女(猫)にあまり優しくなかった

三女(猫)と遊ぶというよりは

抱っこしてこねくり回す感じ

ちょっと迷惑な行為

でももう三女(猫)は慣れてしまったよう

 

次女だけには抱っこされてもさほど抵抗しない

次女以外の家族が抱っこするとすぐに跳んで行ってしまうのに

次女だけは許している

 

たぶん三女(猫)は次女の心のなかを知っていたんだろう

見方を変えると違って見えてくる

 

三女(猫)は次女の心のモヤモヤ&イライラを

いつも自分の身で解消させてくれていた

次女は三女(猫)を抱いてなでることがとても好き

 

それを分かっていて

なでさせてくれているのかもしれない

抱かせてくれるのかもしれない

気持ちが落ち着くのを知っていたのかも

だから抵抗しないのかもしれない

 

三女(猫)に触れることで

次女の心の中は保たれていた

 

学校での苛立ち・居心地の悪さ

家庭内での矛盾

ずっとストレスが溜まっていた

だから

自分より弱いものを攻撃して心の中を保とうとしていたんだ

 

自分の中のモヤモヤとイライラを吐き出せず

苦しんでいた

そこへ自分より弱い立場のものが現れると

攻撃が始まる 標的にされてしまう

 

これは次女本人も後から気づいた

ちょっかいを出していた時は

そんなことわからなかったと言う

 

まぁそうだよね

傍から見ればただの意地悪で兄弟げんかみたいなもの

でもそれをする理由はちゃんとあるんだ

とは言え

ちょっかいや意地悪をしていいことにはならないんだけど・・・

 

今では嫌なものは嫌となんでもはっきりと言う

 

とりあえず気が向かなければ『NO』と言えばいいと伝えている

それは学業、それ以外の全てにおいて意思表示できるように

そして自分の口からちゃんと言えるようになれるため

はっきり言っていいと伝えている

 

もちろん以前も嫌なことは嫌と言っていたが

周りがそれを文句やわがままだと受け止め

素直に聞き入れなかった

しっかりと次女の心に耳を傾けていなかった

 

それが次女にとっては

”自分の話を聞いてくれない”

”自分の気持ちを分かってくれない”

”自分の気持ちを受け止めてもらえない”

とそう感じさせてしまっていた

 

そして次第に

自分の思いを口にしても無駄

という考えになっていった

なんとなく長女も似たようなところがあり

自分の気持ちを表現しなくなっていった

 

言っても無駄だという場面が続くと

言うのをやめてしまう

そして次は考えることをやめてしまう

 

それは大人でも同じだと分かった

聞いてもらえない

分かってもらえない

受け入れてもらえない

 

すると次第に大きな塀に囲まれる

この心の壁は一度出来てしまうと

なかなか一人では壊せない

 

私自身自分を振り返ると同じような気持ちが心の中にあり

それが次第に自己否定に変わっていったのを覚えている

 

私が何を言っても聞いてもらえない

耳を傾けてもらえない

受けとめてもらえない

 

次第に私がダメだから

私が劣っているから

だから聞いてもらえないんだ

だから受け止めてもらえないんだ

 

そう思い始めると何もかもが怖くなり

何もかもうまくいかないような気がして

周りの目が気になるようになった

 

上手くいったときはたまたま

運がよかっただけ

私じゃなくても上手くいった

 

すると褒められても素直に喜べなくなっていった

何か裏がある

何か思惑がある

常に何かあると感じてしまう

 

それを悟られないように

バレないように強がった

そして冷たくあしらう方法を身に着けるようになった

 

そう思うと自分と同じ心のあり方を抱えたもう一人の私が

娘たちの中に育ちそうで怖かった

 

そんな風にはなってほしくない

させたくはない

だからできる限り思いを口に声に出して

吐き出させることにフォーカスしている

 

娘たちが言いたいこと

話したいこと

出来る限り聞き

出来る限り受け止めるようにしている

 

でもこの繰り返しで娘たちは自分の心の声に正直になってきた

私と主人には早い段階である程度口にし発するようになった

たわいもない話

愚痴・悩み

言いたいこと今まで言えなかったこと

いっぱい話してくれる

 

正直いろんな発見もあり楽しい!

子どもの見方は大人とかなり視点が違うため

不思議な発想でいっぱいだ

 

それに比べ大人は体裁や建前などで言えない事がいっぱい

窮屈すぎる

 

負のイメージは口に出して吐き出すことは比較的簡単

怒りや悲しみに乗せて吐かせればいい

 

でも前向きな感情

未来のことや目標などはなかなか難しかった

 

口に出していいとは言われても

なかなかハードルが下がらなかった

そういった習慣がないので

すぐには変えられなかった

 

今まで閉ざしていたため吐き出してもいいよと言われても

愚痴は簡単に言えるけど

ああしたい、こうしたい、ああしてほしいという

私たちへの望み的な感情を吐き出させるのには時間がかかった

 

なんとなく躊躇してしまうよう

それは分からなくもなかった

 

そうさせてしまったのは私たちのせい

私たちが間違った育て方をしてきたせいで

言えなくさせてしまった

許して欲しいと伝えた

 

私自身も同じように苦しんで育ってきてしまったため

間違いに気づかなかった

気持ちを言えなくさせてしまったのは私に責任がある

あなたたちは悪くない 被害者なんだと伝えた

 

娘たちはとても優しかった

怒らずに受け止めてくれた

 

それから少しづつ

愚痴から興味関心のこと

そして自分の今までの思い

今の自分について話してくれるようになった

 

今はマシンガントーク

ほぼゲームやYou Tubeの話

興味があることがそれだから仕方ない

 

でもそのおかげでウクレレにも出会えて

新しい趣味も始まった

何がどう繋がっていくかはわからない

 

まだまだ子どもだ

好きなことしてやりたいことやって

これでもかっていうほど楽しんで🎶

遊んでくれたらいい

 

私はそういった子ども時代を送っていない

もちろん勉強漬けの子どもではなかったが

言いたいことが素直に言えた子どもではなかった

 

自分の子ども時代と娘たちがリンクしそうだったけど

なんとか回避できそう

 

言いたいことを言う

自分の気持ちを口に出して言う

これが言える環境ってとても大事だとわかった

 

そしてこの心の声を口に出す作業は絶対に必要だと感じた

なぜなら私自身日本語は話せるが自分の心の言葉はなかなか話せない

これができるようになると

いまよりずっと生きていることだ楽しくなると感じた

 

優しい娘たち

気づかせてくれてありがとう

教えてくれてありがとう

学ばせてくれてありがとう

 

そして娘たちなりに成長してくれてありがとう

次は私の番かな・・・