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自分の気持ちが分からない理由は脳の仕組み ストレス回避の為に生まれた

★自分の感情を取り戻す 簡単なようで難しい

◆◆◆もくじ◆◆◆

最近の私の頭の中は

愛着障害を認識し自分の過去を振り返る作業

自分の幼少期がとても無力で絶望感の塊だった

そんな思いが湧き上がり

毎日がいつもと同じようにして始まり終わるけど

この数月ずっと苦しかった

 

愛着障害を学んで親に求めてしまった

あの時の私はどんな風に愛着行動をして

どんな風に絶望していったのかな

そしてどんな風に

親に受け止めてもらいたかったのかな

いろんな想像がぐるんぐるん駆け巡った

 

愛着障害を学ぶと

親とはどうあるべきなのか

親はどう子に応えるべきなのか

どう寄り添うのがベストなのか

考えるようになった

 

そして私が娘たちに対してしなくてはいけないこと

私自身が両親へしてもらいたいこと

自分自身をどうケアするのか

同時にこの3つの感情が生まれてきた

 

正直自分の両親への感情が一番がっかりしている

私が愛着障害を起こしている

すべての根源はそこにあると両親に説明しても

あまり理解は得られなかった

 

ただ現実今までかけてきた愛情は

私が望んでいたものではなかった

それだけでも受け止めてほしかった

 

でも

『自分は愛情持って育ててきた』

と言われ試合は終了した

 

このやりとりを見ていた長女は

『ママが愛情をもらっていないと言うんだから

きっと愛情をかけてもらえなかったんだね』

『じいちゃんはママの気持ちを分かってないよ』

そう言われ

私は娘が理解してくれればそれでいいと思った

 

いじめと同じだ

いじめられた側がいじめられていると

感じればそれはいじめになる

 

愛情をかけていてもその愛情を受け取る側の望んでいた愛情と違えば

それは愛情をかけて育てたとは言えない

娘たちがその証明だった

 

一方通行ではどこまで行っても分かり合えない

それがよく身に染みた

これからは私も気を付けなくてはいけない

 

このやりとりで私は両親への

理解してくれるだろうという期待は一切捨てた

 

こういった時回避型は楽かもしれない

親に変わって欲しい

私の感情を気持ちを受け止めて

理解して欲しいという気持ちも

簡単に消せる

 

期待すれば期待に応えてもらえない現実がストレスになる

だからこのストレスを回避するために

期待自体をやめてしまう

 

親を無視することなど簡単なこと

そうした方が楽なのもよく知っている

今までそうやってストレスから逃げてきた

お手のもんだ

 

親に対してもう何も望みはしない

娘たちに対しても望んではいけない

 

娘たちの場合は逆で

望まれた愛情に応えること

そして

今から望むのは自分自身にだけ

 

今は少々複雑

私の子どもとしての立場と親としての立場

両方の立場が混在して複雑というよりは忙しい

気持ちが行ったり来たりしている

 

愛着で得た脳の仕組み

愛着障害をインプットしてまとめ

ブログにアウトプットすると同時に

私の心の中の未消化な感情を吐き出させたかった

でもこれがなかなか難しい

 

元々回避・拒絶型の人は子ども時代の経験や

友好関係を思い出すことが苦手らしい

 

ストレスを回避するための脳の仕組み

生き延びるための神経の適応戦略が始まってしまう

 

要するに過去の思い出を呼び起こすこと自体がストレス

そのストレスから回避させるために

過去を拒絶してしまう

 

そして

自分の感情などを切り離して生きてきたため

どうも感受性が低いよう

 

だから簡単には子どもの頃の記憶が蘇らない

断片的で場面場面の絵としては思い出せるが

自分がその時どんな感情だったのかまでは思いだせない

 

最初それは大して印象的なことがなかったんだろうと

思ったがそういうわけではなかった

感情を持つことが辛くて逃げてきたようだ

 

娘たちが赤ちゃんだった頃

この時の記憶もあまり思い出せない

あの頃の生活はどんなんだった?

娘たちはどんな赤ちゃんだったって振り返る

 

でもあまり思い出せない

言葉に表しにくい

記憶にない

 

おいっ!ボケたんかい?って突っ込みたくなる

分かるのはただただ一日が過ぎただけ

冷静に淡々と子育てしてきたんだなって思う

 

写真でなら思い出せるかなとも考えたけど

その時の感情までは思い出せない

 

だから楽しかった記憶

あの頃みたいに

なんていう思い出の場所もあまりない

 

なんだかとっても冷たくて寂しい生き方をしてきたんだな

今更ながら気づいてしまった

 

そしてこれが生き残り戦略で脳の仕組みだと思うと

それを作り上げた両親が疎ましく思う

期待や要求はもうないが

憎しみだけはまだ簡単には捨てきれない

 

私の幼少期がかわいそうでつまらない時代だったわけではない

その時の私の心がすでに喜ぶ、感動する、悲しむ、怒る

それらの感情を手放すしかなかったんだ

 

そしてもっと辛いのが

そんな私と同じような生き方を娘たちにさせてしまってきたこと

娘たちの脳にその生き残り戦略をさせるよう

導いてしまったこと

 

自分と子は別人格?

みんな自分と子は別人格だと言う

私がそうだったから娘たちもとは思わなくていい

と慰めの言葉をくれる

 

最初は私もその言葉を信じて

私は私 娘たちは娘たち

そう思い込もうとしていた

 

でも脳の仕組みを知っている人ならいざ知れず

知らない人が言うのは当てにはならない

 

だって同じ愛着障害を受け継ぎ

世の中を同じように捉えてしまう脳が存在している

我が家ではこれが実際に代々受け継がれている

 

全ての子に安定型愛着が受け継がれていれば

別人格になるのは分かる

でも実際はそうじゃない

土台の構造が似ていればやっぱり別人格とまでは

割り切れない

 

そう思うと

親なんかいないほうがいいとさえ思ってしまう

 

なんか病んできそうですね

でも大丈夫です!

私は病みません😁

 

今これから私がすること

娘たちに寄り添うこと

そして自分自身を取り戻すこと

 

娘たちに好きなように生きなさい

好きなようにやっていいよと言っても

娘たちだってそれは簡単なことではない

 

それはこの愛着障害

自分が回避型・拒絶型愛着だと理解したら

好きなこと、やりたいこと、言いたいこと

それらが言えない理由が分かった

 

よくよく考えたら私も自分の親に

自分の本当の気持ちが言えない

親にとって良いことは簡単に言えるのに

親と違う考えはなかなか口に出せない

 

のどまでは出かかっているのにそこから出てこない

のどが詰まって声が詰まってどもってしまう

 

言いたいと思っても上手く言葉にならなくて

感情だけ溢れて涙しか出てこない

口で言葉で表現できない

それは娘たちだけじゃなく親の私も同じだった

 

そして父とよく喧嘩になる母も同じだった

喧嘩と言っても口喧嘩はしない

なぜなら黙り込んでしまうから

一方的に言われっぱなしだ

なぜ言われっぱなしで言い返さないのか分からなかった

 

でもたぶんそれはストレス回避の為に

自分の身を守るために

言葉を発してこなかったんだろう

 

反論すれば口答えすれば逆上するだけだから

怒りが静まるのをひたすら待っていたんだろうな

 

これらの繰り返しで次第に自分の頭で考えなくなる

自分の考えを持ったところで言えないのだから

考えること自体をやめる理由も出来てしまう

 

ストレス回避の為に考えることさえもやめてしまうって

なんだか切ない

長年その愛着をベースに生きてきた私たちは簡単には

自分の考えを持つことはできない

 

でもこの仕組みを理解すると

娘たちと自分への理解は簡単だった

 

自分で自分を受けとめる

最近は

自分にストレスをかけてこない人との間では

比較的自分の気持ちを言えるようになった

そこには自分も含まれる

 

今私はこんなことを考えてる

今私はこんなことを思っている

 

良いも悪いも関係なく

気持ちを受け入れる

 

親が受けとめてくれなかった私の気持ちを

自分自身が受けとめる

 

それがだんだんとできるようになり

受け入れられる感覚がとても心地よく

少しづつ自分の考えが分かるようになってきた

 

自分の考え

自分の気持ち

自分の不快だと思う感覚

自分にとって心地いいと思える感覚

 

自分自身の気持ちが少しづつ分かってきた

それと同時にこんな風に感じていいんだ

っていう初めてに近い感覚に面白さを感じていた

 

そして自分の気持ちを知ることが

こんなに楽しくて嬉しいことだと気付くまでに

そんなに時間はかからなかった

 

諦めてしまった親には言えない

でもどうしてもなかなか言えない気持ちもあった

良いも悪いも全てひっくるめた気持ちを

両親に話すことにはやっぱりまだ抵抗がある

相手が親であると無理があるよう

 

言葉では簡単には吐き出せない

すごく何かが引っかかる

辛く悲しい感情

憎しみと苛立ち

もう全て投げ出したい気持ちになる

 

自分の気持ちを取り戻すと同時にいい影響もあれば

とても心を塞ぎ込みたくなる悪い影響も出てきている

 

今まで自分の気持ちに蓋をして

自分と向き合ってこなかった代償は大きい

これを一人で受け止めるのはちょっとしんどい