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『勉強が面白くなる瞬間』を読んだ不登校児が勉強に向き合い始めた 勉強の意味を知ることが必要だった

★『勉強』の意味を伝えたいので本に委託しました

◆◆◆もくじ◆◆◆

学ぶ楽しさを知ると教えたくなる

たまたま暇つぶしで立ち寄った本屋さん

最近勉強にハマり毎日があっという間に過ぎる

でも正直私が勉強していて意味あるんだろうかと

やっぱり疑問に思う

 

なんせ目的もなく勉強している

ただ問題が解けるのが楽しくて勉強している

ほぼ脳トレの域

 

一番いいのは娘達が勉強に取り組んでくれること

と言っても

学校の勉強じゃなくていい

分からないしつまらない

そんな興味の沸かないことに時間を費やすことはない

 

だから何でもいい 本当なんでもいい

何かを学び 学ぶ課程を楽しんで欲しい

 

将来のためにとか

仕事するために学ぶんではなくて

単純に未知の世界へ踏み込み

知らないことを知ることを楽しんで欲しい

 

この楽しさを少しでも感じられると

毎日がちょっとは楽しくなるんじゃないかな

ただそれを伝えたくても

なかなかうまく伝えられない

 

すでに子育てに失敗してきた母としては

なにぶんうまく話せない

すべてが押しつけになり

提案になり指示にならないかが心配で

伝えられない

 

言いたくても言えないこのもどかしさ

はぁ~言葉以外の方法で伝えたい・・・

 

私の学びはいつも本

私は今まで自己啓発アドラー心理学

モンテッソーリ教育愛着障害

食生活ではグルテンカゼインフリーなど

自分が興味を持つことについては

いつもアンテナを張って情報を探しに行っていた

 

インドア派なのでセミナーなどへは参加したことはなく

人にも相談はしないので

頼りになるところは本ぐらい

 

もちろんネット情報も参考にはなるが

断片的にしか学べないので効率は悪い

でもきっかけや刺激にはなる

 

だけどしっかりと学びたいときは

いつも本にたよることが多い

気になることがあると度々本屋へ行く

 

と言うわけで私がしているこの勉強に意味を見つけたくて

理由を見つけたくて本屋さんに答えがないか探しに行った

 

見つけたかもしれない

『勉強が面白くなる瞬間/読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』

なんかワクワクするタイトル

タイトルだけでここに答えがあるかも

見つかるかもしれないと感じ

即買い

 

ちょうど探してるようなものがあった

・勉強は「頭」でするものではなく「心」でするもの

・勉強にはしっかりした「心の姿勢」が必要

・「なぜ」勉強するのかさえわかっていれば、「どうやって」勉強するのか

 の答えは自然に見つかる

・勉強の本質は「競争」ではなく「成長」にある

引用『『勉強が面白くなる瞬間』 パク・ソンヒョク

 

もうこれだけで私の答えは見つかったようなもの

私は回避型・拒絶型愛着のため

自分の考えを持つこと

自分の頭で考えること

自分の心と向き合うこと

これらの習慣がない

 

与えられたこと

言われたことはできる

 

でも自分のやりたいこと

自分の気持ちを理解することは苦手

 

その私がなぜ勉強するのか

それは

『心を取り戻すため』

自分の心を見つけるために勉強する

 

理由はこれで十分なのかもしれない

少しずつの積み重ねが心を育てていく

 

著者は

勉強は輝かしい人生を作ってくれる『すばらしい探検』

でもその人生をすばらしいものにできるかどうかは

自分がどう勉強するかによって決まる

 

勉強するうちにだんだんと心が強くなり

自分の心をコントロールできるようになる

それが自分を立て直す方法を身につけるということ

だと言う

 

なんだかもう最初のところを読んだだけで

ワクワクしてきた

 

長女の代わりにやり始めたルーティンが

もうすでに私を成長させていた

 

学校の勉強をしようが何を勉強しようが関係ない

『勉強』をすることで私は未熟な『自分の心』

これをコツコツと育てていくんだ

勉強の目的とは

長女の担任の先生はよく

『勉強』が自己を成長させるためには大切だから

少しでもいいから

自分のペースで勉強に取り組んで欲しいと言う

 

でも以前の私は娘達が不登校なのは私の子育てが原因

家庭環境が原因で今はそれどころではない

正直学校の勉強どころではない状態

 

自分の気持ちも分からず

何をしたいかも分からない

将来にすら希望を持てない子に勉強なんて

だから私は無理にはやらせない考えだと話してきた

 

でも先生は頑張ること、やり抜くこと

これから先何か問題が起きたとき逃げ出さないように

努力することを勉強から学んで欲しいとよく熱弁されていた

 

正直この時はやっぱり先生だから勉強が好きなんだな

そんなイメージだった

でももしかしたら先生が勉強で得られると信じていることは

この本が伝えようとしていることと同じだったかもしれない

 

どうしても学校教育で育ってきた私は勉強の目的が

いい点数を取っていい学校へ入る

いい大学へ行きいい会社に就職する

いい会社に就職してお金をたくさん稼ぐ

これが勉強の目的だと思っていた

思い込んでいた

 

そしてこの目的がないのなら学校の勉強は必要ない

そう考えていた

でも違っていたのかもしれない

 

勉強の本当の目的はそんなことじゃない

勉強の目的は『心の力』を育てること

これが目的なんだとこの時初めて知った

 

幼稚園に入ったら次に小学校

小学校の次は中学校そして高校に大学

 

勉強する目的があるなんてこと一度も考えたことない

みんなが行くから行く

親が行くもんだと言うから行く

行くのが当たり前でそれが常識

 

常識って本当怖い言葉

この一言で思考がストップする

 

勉強の必要性を本から学んだ長女

勉強の楽しさはたぶん親からは伝わらない

何か裏があると感じ素直に聞き入れられない

中学生の娘は思春期もあって

いろいろな壁が生まれる頃

だから私はこの本に伝えてもらおうとした

 

長女は本をよく読む

まだちょっと私の話にも耳を傾けてくれるので

面白い本を見つけたよっと

そっとアピールだけして本棚の一番手前に

この本を飾った

 

すると計画通り長女は読んでくれた

そしてまたもや数学のドリルに取り組んだ

 

長女の感想は・・・

『こてっこての精神論だね』

笑ってそう言った

 

長女の心の中にある不安

これが言語化されてはっきりとしたらしい

 

長女が感じている焦りや不安

それが学校へ行っている人にも同じように不安がある

学校へ行く行かないは関係ない

みんな漠然とした不安があるんだ

自分だけじゃないんだ

 

それを知ることができたことがプラスに働いた

そして何事も自分で決意することが必要なんだと

知ったよう

 

ドリルを少し取り組んでチックが治まった

今の状況を放置しておいても問題は解決しない

だから今少しでもできることをやってみよう

そう長女は考えたようで

この本を読んでから毎日少しだけ数学のドリルに

取り組んでいる

 

長女は

『なんかよくわからないけど

やらないとな、やりたいな』

と言い出した

 

親や身近にいる大人から言われる言葉には

良い悪い関係なしに反抗したくなるのがこの年頃

 

だけど合ったこともない見たこともない人が

自分と同じような思いを抱いていたことに共感を覚えたんだろう

 

私でさへ学生時代の自分をリンクさせて読んでいた

そんな時もあったなって感じで

あの時の焦りや不安を具現化してもらえていたら

気持ちはもっと楽だったのかな

そんなことを考えながら読んでいた

 

そしてあの時ちゃんと自分と向き合ってこなかったから

今向き合うときなんだと私は思った

 

うまくいくかなんてどうでもいい

やりたいからやる

学びたいから学ぶ

もうそれだけでいいと思った

 

長女はとりあえずここ2週間ほどドリルへの取り組みを

続けている

1ページできるときもあれば

2,3問解いて終わりの時もある

 

やりたくない時気が乗らないときは1問だけ解く

そしたらとりあえずはできなかったという日は作らなくてすむ

調子が良いときも調子が悪いときもある

それでもちょっとやったらそれでOK

 

自分に○がつけられるなら

そうしたらいい

そして次の日また取り組めばいい

 

それが続けるコツ

続けて習慣にしてしまえば簡単

 

最初だけ努力が知恵が必要なだけで

身につけたら自然と数学はできるようになる

そしたら楽しくなる

 

この本が娘にアドバイスをくれた

そして私にもアドバイスをくれた

 

勉強は心を育てる

これを知ったらやらないわけにはいかない

勉強する意味がないなんてもう思わない

 

勉強の意味をしっかり知らなかった

考えなかった私が悪かった

ごめんなさい

 

これからもっといろんなことを知りたい

40代だがまだ40代だ

勉強して無意味なんてことはないんだ