何を食べたかで人生が変わる  

毎日こころ豊かに グルテン・カゼインフリー 米粉・大豆粉・オートミールに助けられて生きている

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読まない本が捨てられない理由 娘達の気持ちより自分の母の気持ちを優先していたから

★親の価値観が生きづらさを生む

本っていつの間にか増えていく

今自分が夢中になっている本

読み終わったけどまた読み返す本

大好きな本

自分の気を高めてくれる本が本棚にあると

単純に幸せ 

 

私はこれだけの本を読んできた

これだけの本が読めたんだ

そう思えることがうれしい

 

逆にそこに嫌いな本があると

めっちゃ許せない

もう自分の趣味ではない

お気に入りではない

そう言った物が目に付くのは

かなりストレスを感じると分かるようになった

 

だから定期的に今の空間が自分の好きな場所かを考える

そして不要だと感じる本は気にせず処分する

 

だけどどうしてもなかなか整理が出来ない

処分したくても処分しづらい

気が進まない本がある

それが娘達の本

それも私の母が娘達に少しずつプレゼントしてきた本

 

入学祝い・夏休み・クリスマス・お正月・誕生日

いろんなイベントにかこつけてプレゼントする

 

でも残念ながら娘達はさほど喜ばない

次女は露骨に『またか~』って思うらしく

イヤイヤありがとうを言わされている

そして私もイヤイヤありがとうっと言っていた

 

娘達が好きそうな本をプレゼントしてくれるなら

娘達も喜ぶし、母親の私だってうれしい

でもいつも決まって母が読んで欲しいと思う本

絵本でも児童書でも母が読んだ方がいい

世の中を知っておいた方がいい

そんな母の主観でセレクトされた本をプレゼントされる

 

生きていくために我慢は必要で

今の生活は当たり前ではなくて幸せなことなんだと

言わんばかりの内容の本ばかりセレクトする

確かに名作かもしれないけど

現実は違いすぎる

 



今はマッチ売りの少女みたいな子はいない

フランダースの犬に登場するあんなかわいそう子もいない

まだ実際にはいるかもしれないが

我が家はそこまで貧困ではない

 

そこへ昔の貧しさや大変さをアピールされても

正直娘達は困ってしまう

 

私自身これらのかわいそうな子の物語は

読み聞かせの本としては適していないと思う

だって生きることがとてつもなく大変で

怖いとしか考えられない

親の私でさへ自分の子がこんな境遇だったらと

考えるだけで怖くなる

 

私はよくプレゼントされた本を寝る前に読み聞かせしていた

でも読みながら主人公達を娘達と重ねとてもじゃないが

まともに読めなかった

マッチ売りの少女とフランダースの犬は泣きじゃくってしまい

2,3回読んで封印した

 

もう娘達がよく笑っていた

私がヒクヒクしながら泣いて読めないから

びっくりして笑っていた

 

それからもう本をプレゼントするのは

やめて欲しいと母に伝えた

絵本も児童書ももう十分だ

それにもっと面白くてワクワクする内容がいい

 

そして娘達には娘達の趣向がある

娘達が読みたい本をプレゼントしてくれるなら

喜んで受け取る

そう伝えたが私の考えはスルーされた

 

母はやめなかった

母は自分が好きでやっていることだから気にしないで

本はいっぱいあった方がいい

身近にあれば自然と自分で手に取り読み始める

 

そして母から言わせれば

私が子どもの頃家庭はそんなに裕福ではなく

食べていくのに必死だった

そんな生活の中で満足に子どもの私に本を買い与えてあげることが出来なかった

それが今自分で本を選び孫へ本をプレゼント出来ることが楽しい

 

だから好きにさせてと言う

母は自分の意思を曲げなかった

 

言ってもダメならと我慢し

娘達には母の気持ちを伝え

黙って受け取って欲しいと伝えた

 

そして好きなようにさせていたが

娘達にプレゼントされる

求められていない本の山がどんどん場所を占領していく

そんな光景を見るたびにイライラが止まらなくなった

 

そしてそれを解消させるために

娘達に読んで欲しい

一度だけでも読んで欲しい

そう思うようになっていった

 

でもそれは私の勝手な気持ち

母の気持ちを満足させてあげたいという

私の勝手な気持ち以外何もなかった

 

それでもいつかは娘達が読まない興味を示さない姿を見れば

母も諦めるかとも思ったがなかなかそうはならず

ずっと続いていた

 

たくさんの手つかずの本を前に本にも申し訳ない気持ちが芽生え

私が少しずつ読んで娘達に読んだよ~って報告していたが

何も影響は与えられなかった

 

娘達は本を読まないんじゃない

小さい頃から絵本も本はたくさん読む

図書館に行けば40冊ぐらいの本を毎回借りて

暇さえあれば読んでいた

 

明るいワクワクするような本

面白い内容の本

お化けや怖い本

科学の実験ものも大好き

 

とてもじゃないが母が好む本とはだいぶ違っていた

だからこれらの本がどんどん増えていくたびに

私は母と娘達の板挟みにいるような感覚になった

 

でも私が優先的に寄り添う相手は娘

だから娘達の気持ちを尊重した

好きじゃない本は娘達にとっても要らない本

自分たちの部屋の本棚にあるからといって

娘達が管理することは出来なかった

 

娘達に自分の興味のないものまで管理する能力はまだない

私も自分の所有物の管理が苦手なので

・要らないもの

・使っていないもの

・使わないだろうというもの

すべて処分するようにしている

 

ミニマリストにはなれないが

目指したいと思っている

でも私の本ではない以上処分するには

娘達の同意が必要で

何度も娘達に確認した

 

もう2,3年前から本棚から衣装ケースへ移動させ

無くてもいいかを確認

でもどこかでばあちゃんからもらった本だから

捨てないでと言われるのを期待していたが

そんな言葉はなかった

 

もらった本の中にも数冊気にっている本はあるようで

それ以外はすべて処分していいとのこと

 

ようやく母の思いという呪縛から解放される

そしてついに娘達にプレゼントしてくれた絵本・児童書を

処分することが出来た

 

母からもらった本を処分すると言うことは

母の思いも手放すと言うこと

親の思いって結構しつこい

 

気をつけないと

親だから仕方ない

親だからどうしようもないといって

自分の気持ちを押し殺してしまう

 

そしてそんな私の姿を見て育った娘は

いつしか私に気持ちを押し殺されてしまうのかと思うと

怖かった

 

大げさかもしれないが大げさではないと

最近分かってきた

親が知らず知らずのうちに植えつけてしまっている親の価値観

この価値観によって我が子は生きづらくなっている

 

そして私が生きづらいと感じてることは

母親と父親が私に植えつけた親の価値観

これによって

私は生きづらくなっていたんだと知った

 

世間が生きづらいんじゃない

社会が世の中が生きづらいんじゃない

 

本当の生きづらさとは

親の価値観を勝手に背負わされていること

それも自分も親もそれに気付いていない

それが困った問題なんだ

 

さて

最近の私の本の処分の仕方は古本の買取業者への依頼が恒例

買い取ってもらえなくてもリサイクル紙として処分してもらえる

売ってお金にしたいという気はあまりない

ただ手放したいだけ

 

それを手伝ってくれるのが古本の買取業者

 

依頼をかければ

必要な段ボールにガムテープを無料で自宅へ送ってくれる

後はその段ボールに詰めて集荷依頼をかければ

重たい本を家から一歩も出ずに着払いで送り

あとはおまかせ

 

値がつけばお金が振り込まれる

値がつかなければリサイクル紙として処分してくれる

 

捨てる行為って簡単そうでめんどくさい

家が片付いてスペースが空いてスッキリするから

やるべきなんだけど

結構二の足を踏んでしまう

 

でも古本買取業者のシステムを利用すれば

結構難なく処分が出来る

だから私にとってこの買取業者のシステムはとってもありがたい

 

処分するハードルがかなり下がるため

もう3度ほどお世話になっている

私が好んで利用しているのはここ↓

www.mottainaihonpo.com

 

ちなみに本以外にもDVD・CD・ゲームソフトも買い取ってくれる

買取金額は全く気にしていないので

高く買い取れるかはわからない

 

私的には値がつかなくものでも無料で引き取ってくれる

これが一番魅力的

 

というわけで今回もお世話になりました

本には何の罪もない

本を読むことはとても有意義なこと

生活を人生を豊かにしてくれる

また知識や知恵を授けてくれる

 

だけど読みたいと知りたいという心がなければ

本は読めない

 

母よ 娘達に本を与えるより

自分の心に本という知識を与え

自分自身と他人の心を学んで欲しい