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聖なるクリスマス 夢は夢のまま維持させたい✨  

クリスマスのサンタクロースは存在する?

私は中学生まで真剣にサンタクロースが存在すると

信じていた🤣

 

家に煙突はなかったが

窓からそっと忍び込んでクリスマスプレゼントを届けに来る

そんな真っ赤な服を着たサンタクロースがいると

中学生の頃まで本気で信じていた

疑わなかった

 

小学生の頃

周りの友達に

『サンタはいない』

『サンタはお父さんだよ』と笑われたのをよく覚えている

そしてそれを信じたくなかった私は

父に確認していた

 

まだ小学生だった私に父は

『サンタさんはちゃんといるよ、信じて待っていな』

と笑って話してくれていた

 

うそか本当かなんてそんなに重要じゃない

私の気持ちに共感してくれたかどうかが重要だった

 

だから小学生の頃はひたすら父の言葉を信じ

サンタさんはちゃんと存在して

毎年私のもとへきてくれるんだと思っていた

 

たとえサンタさんが実在していなくても

子どもの夢を壊すようなことは言わない

それが大人の優しさだと思った

それは今もそう思っている

 

でも現実は違った

小学生から中学生に成長すると

物事は一変して変わってしまった

 

中学1年生のクリスマス

私は毎年のようにサンタさんに手紙を書いた

そして枕元に置いてワクワクしながら眠った

 

でも残念なことに

中学生になった途端

サンタさんは来なくなった

 

朝目を覚ますといつもと同じ朝

変わったことは何もない

枕物に置いてあるはずのプレゼントはなく

手紙はそのまま

 

クリスマスなのにプレゼントがない

なんで?なんで?なんで?

サンタさんが来ていない?

 

なぜか分からなかった

慌てて父に

『なんでサンタさんは来てないの?』

『なんでプレゼントがないの?』

真剣に問い詰めた

 

その時サンタさんにお願いしたプレゼントは

確かゲームボーイだったと思う

 

周りの友達は持っていて

私の父はゲームが大っ嫌いだったため

どんなに欲しいと言っても買ってもらえなかった

 

だからクリスマスプレゼントに

サンタさんにお願いした

 

サンタさんに手紙でお願いしたら

絶対にゲームボーイが手に入ると思っていた

不思議と疑わなかった

 

だから朝には枕元に

父には買ってもらえないゲームボーイ

絶対にあると思っていた

 

でも私の予想は大外れ

大ショック😱

 

自分が欲しいと思ったおもちゃを

サンタさんへの手紙にいつも託して書いていた

でも本当に欲しかったおもちゃは実は手に入ったことがない

 

でももう中学生だし

いいかげん私が本当に欲しいと望んでいる物を

くれるだろうと思い信じて手紙に書いた

 

まぁ単純にゲームボーイが欲しかっただけだが・・・

 

だけど枕元には何もなかった

代わりの物もなかった

 

そうそれまでにも私が欲しいと書いたもの

正確にぴったりと欲しい物が届いたためしがなかった

 

思い出せるのは

ドラえもんドンジャラ”が欲しいですと書いたときは

タマ&フレンズのポチとタマのドンジャラに変更

 

楽器に興味を示しクラブ活動で吹奏楽部に所属したとき

担当していた楽器が下手くそすぎて

少しでも上手くなれるよう練習したくて

楽器をお願いしたときも

全然好みじゃないバックに変更

 

どれもその時はショックだった

父に聞けばドラえもんドンジャラは女の子には似合わないから

可愛いらしいポチとタマに気を利かせて変更されたんだとか

 

楽器はさすがに高価過ぎてサンタさんにはつらかったんだとか

いろいろ理由を聞かされた

 

で、中学生になったらなぜサンタさんが来ない?

 

この父の回答が一番最悪だった

頭の中ではサンタさんは小学生までで

中学生はもう大人に近づいたから卒業なんだよ

とか言ってくれるかと思った

それならまぁ仕方ないかなと諦めもついただろう

 

でも

父は最悪にも私の心を踏みにじった

 

父は大笑いして

『サンタさんなんているわけないだろう、本当にそんなの信じていたのか

サンタさんはお父さんとお母さんに決まってるだろう、バカだな~』

『まだまだ子どもだな~』ってめっちゃ馬鹿にされた

めっちゃ笑われた

 

馬鹿にされたことに腹を立てて

一生懸命信じていた自分が惨めで悔しくて

泣きながら裸足で玄関を飛び出していったのを覚えている

 

でもどうやって気持ちの整理をつけて戻ってきたかまでは

もう覚えていない

 

この時ゲームボーイがもらえなかったこと

今までサンタさんが私の所に来てくれていたと信じていたこと

実は親がやっていたと告白されたこと

そして父に大笑いされて馬鹿にされたこと

 

信じていたことが崩れ去り

同時にいろんなことが起きて

パニックになりその時は大泣きだった

 

今思い出しても泣けてくる

信じていたものを奪いやがった

信じていたものをぶち壊しやがった

信じていたことが崩れ落ちる瞬間はあっという間だ

 

確かに現実にサンタさんが窓から”こんばんは”って入ってきて

いくら欲しいおもちゃを届けに来てくれたとしても

それはそれで問題でびっくりなこと

普通に考えればあり得ないし

そんなことは分かっている

 

でもどこかクリスマスは幻想的でファンタジーの世界

小学生だろうが中学生だろうが大人だろうが

いつまででも夢を見ていたい

夢を描いてワクワクしていたかった

 

そのワクワクする瞬間を大笑いと共に

奪われたから怒って大泣きした

 

大きな声を上げて大笑いし馬鹿にした父

本当最低な奴だ

なんでこんな親の言うことを信じていたんだろうと

かなり落ちこんだ

 

サンタさんがいないという現実よりも

騙されたという感覚が強く

気持ちをもて遊ばれたと感じた

 

未だにクリスマスが来ると

私のこの裸足で泣きながら飛び出していったエピソードを

話されるから嫌いだ

父は笑って娘達や主人に話すんだよね

なんにも面白くないのに・・・

 

私自身はこれが原因でクリスマスプレゼントが嫌いになった

 

親の何気ない言動、行動は

いつどんな風に影響するかわからない

慎重に取り扱っていただきたいものだ

 

大人になって気付いた

クリスマスに箱に入ったプレゼントは必要ない

一緒にクリスマスを過ごしたい人がいて

その人達と過ごせることが

クリスマスプレゼントなんだと

 

だから一緒に過ごしたいと思える人がそのクリスマスに現れたら

私にはサンタさんがプレゼントを届けに来てくれたんだと

感じるようになった

 

クリスマスにプレゼントはもう要らない

一緒にクリスマスを過ごしたい人

クリスマスという時間を共有したい人

それが一番のクリスマスプレゼント

 

クリスマスには

そのときにしか味わえない雰囲気

寒い夜空の下を

寒い寒いと言いながら手を繋いで

綺麗な街路のイルミネーションの中を歩く

これだけでクリスマスを感じ

幸せを感じられる

 

寒い冬の夜に見る夜景

空気が澄み切っていていつもより綺麗に見える

こういった感覚を共有出来る相手がいることが

幸せ=プレゼントなんだ

 

まぁだけど子どもにはクリスマスプレゼントは必要だよね

やっぱり欲しいよね

だから長女が小学5年生

次女が2年生までは枕元にプレゼントを置いてあげていた

でもサンタさんへの手紙は書かせなかった

二人とも一度も書いたことはない

 

だから毎年何がもらえるかはお楽しみ

期待もさせず絶望もさせない

ちょっとした物をプレゼントしていた

 

私は自分の経験からサンタさんは自分の欲しいおもちゃをくれる

気前の良いおじさんではないと伝えた

でもクリスマスがあるからサンタさんがいる

そしてサンタさんがいるから

みんなで幸せな時間を過ごそうとする

 

この瞬間がサンタさんからのプレゼントなんだよと伝えている

目には見えない贈り物をサンタさんからいっぱいもらっているんだと

こんな風にしか伝えられなかった

 

プレゼントも一昨年までは用意していた

プレゼントをもらうたびに『サンタさんが来たのかな?』

って聞かれていた

そのたびに『どうだろうね?』って答えていた

 

娘達は何をもらっても喜んでいた

とっても素直で可愛かった

 

でも6年生の時には正直にママとパパからのプレゼントなんだよと

告白した

でもクリスマスがあってサンタさんがいるおかげで

プレゼントをもらえていたんだから

サンタさんからもらっていることと変わりないんじゃないって

説明していた

 

娘達はどう感じていたかは分からないが

そんなにがっかりした雰囲気にはならなかった

 

あくまでサンタさんの存在は否定せず伝えたかった

そして去年からはパパサンタに欲しいものを相談するといいよって

普通に話していた

 

だってサンタさんがいなければクリスマスプレゼント自体存在しない

それなら

パパサンタからプレゼントがもらえる以上

やっぱりサンタさんはいるんだよ

 

私は娘達と主人と一緒に温かい部屋でぬくぬくしていられる

それで十分

だから毎年ちゃんとサンタさんからプレゼントをいただいています

 

サンタさんはいるよ!

目には見えない

でも心の中にちゃんといて

目に見える手で触れる物だけが全てではない

 

だから簡単に子どもの夢をこわす親はどうかと思う

そう私の父は どうかと思う・・・

 

そうやって子どもの夢を簡単に奪っていくのは

いつだって親なんだ

 

それはクリスマスのサンタさんに限ったことではない

子どもの心に秘めた夢を簡単に奪っていくのは

いつだって身近にいる親なんだ

 

私はそんな親にはなりたくない