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不登校児の通知表 不登校児であることの証明

不登校児の通知表 不登校児であることの証明

先週長女は中学1年生を

次女は小学4年生を修了した

 

っといっても本当に何も学んでいない

それでも修了したことになる

良いんだか悪いんだか

 

通知表も先生なりに気をつかう

親子にダメージを与えないよう配慮してくれる

 

最初は要らないと伝えた

 

でも先生の立場上

出さないわけにもいかないらしく受け取って欲しいと言われ

形式的に受け取った

 

長女の担任も次女の担任も通知表の表記の仕方を

あらかじめ相談してきた

 

数字または斜線 

どちらで表記した方がいいか・・・

 

正直 別にどっちでも良かったが

どちらかと言えば斜線の方が見た目が良い気がしたので

斜線でとお願いした

 

長女は4月に3回の登校

入学式を含めると4回

次女は一度も登校していない

 

次女は自分の教室がどこにあって

どんな様子かも知らない

どんな友達がいるのかも知らない

 

正真正銘の不登校児!

 

娘達にとって本当に学校は不要なようで

人に会わなくて寂しいとかつまらないとか

そういった悩みは生まれない

そんなことで塞ぎ込んだりもしない

 

最初は学校に行けない自分達に戸惑っていたが

あっという間にそんな戸惑いもなくなり

現在ほぼほぼ自由の身

 

罪悪感もない

普通の不登校児とはちょっと違う

お気楽な生活を送っている

そんな状態で毎日私のそばで生活している

 

 

長女は一年間担任の先生のご厚意で家庭訪問をしてもらった

そして長女もそれを受け入れられたので約一年間続いていた

 

次女は去年の4月

進級して担任が変わったことで先生が挨拶をしに来た

その時少し会話して顔を合わせたきり

 

その時気まずかったわけでもないが

先生に学校に友達に興味がないらしく

それ以来会うことはしなかった

 

そんな二人にとって通知表はただの紙切れ

本当になんの価値もない

そしてこれからもなんの効力も発揮しない

 

 

でもよくよく考えれば

こんな通知表はめったにない

なかなかない😏

 

あっ でも今不登校児って増加しているっていうから

あんまり珍しくないかも知れない・・・

以外に多くの人が見たことあるかも・・・残念😓

 

あんまり珍しくないけど一応

これが長女の通知表

中学1年生の長女の通知表

家庭訪問してくれた先生からのメッセージ

ここからは次女の通知表

小学4年生の次女の通知表

 

1度も登校していない次女

全然面白くない通知表

この面白くない通知表がこれから増えていく

 

 

長女のクラスには他にも2名不登校がいる

学校全体で言えばもう少しいる

 

さすがに次女の小学校では次女一人

これは貴重な存在

なかなかやるじゃない うちの子

 

まぁなんか面白いじゃん😏

ものは考えよう!

せっかくだから楽しく考えよう!

 

そこで考えた!!!

 

将来 娘達が結婚し子どもを授かり

小学校へいく頃

 

今の学校となんら変わらないスタイルの学校が存在していたら

きっと娘達の子どもも何かしら主張するだろう

 

その時にかっこよく

『どうだ、この通知表!』

 

と見せてあげられるように

 

そして娘達が親になった時

間違って私のような過干渉・過指示の親になっていたら

これを印籠のように差し出して

当時のことを思い出してもらおう

 

そしてあの時の選択で

今があるってことを堂々と胸張って伝えられるように

大切に保管しておこう

 

あなた達のママはみんなが通っていた学校へ通わなかったんだよ

自分の意思で学校へ行かないことを選んだ

意思の強い カッコイイ ママなんだよ

ってね

 

そして

そのママを受け入れた親(私)

これもまたカッコイイ親なんだよ

って自慢する🎶

 

そんなこと考えてたら楽しくなってきた

ワクワクしていた

 

そしてこの計画を娘達に話すと

 

『ママはすごいよ、カッコいいよ』

『普通のママだったら私達きっと大変だったね』って

笑って話してくれた

 

私も娘達も双方にお互いをリスペクトしている

不思議とそう感じている

 

学校に行かないと選択し

それを実行している娘達

 

私はちゃんと意思のある子だと思ってる

強い子だと思ってる

娘達は娘達なりに考えてる

 

最初はただの放棄だったかも知れないが

今はちゃんと考えてる

今の時点で考えられることを考えている

それでいいんだ

 

むしろ既存の価値観をそのまま受け入れて

”当たり前”に従っていた私達 親の方が考えていなかった

考えることを放棄していた

ただ怠けていた

 

普通なら無理矢理にでも学校へ行かせたり

行かせる工夫をしたりするかもしれない

 

でも我が家にはそれがない

 

自分達の意思を受け入れる親は

娘達からすれば太っ腹らしい

 

学校へ行けないなら

行けるところまで段階を落として行かせるパターンが多い

学校側も最初はいくつかこれを提案してくる

 

例えば

別室登校、保健室登校、給食だけ食べに学校へ行く

そしてフリースクールなど

 

このスタイルがどうのこうのっていう話ではない

このスタイルで登校出来る子は出来る子で

がんばっている

よくやっている

素晴らしいこと

 

でもそれが出来ない

しない娘達が劣っているかと言えば

そうじゃない

 

娘達は競争社会が嫌いで学校という小さな社会が嫌い

単に合わないだけ

 

たぶん競争自体が嫌いなわけではない

好きなことで自分の出来ることで競争するとなれば

結果は違うんだろう

 

学校や親は競争に全力を尽くさなかったり

または負けたりすると

 

怒ったりがっかりしたり

はたまた 出来るように努力を強いる

 

これに疲れるんだ

これがイヤなんだ

 

得意なことでの競争なら自分から挑むかもしれない

でも現実はありとあらゆることに参加させられ

競争させられ得意じゃないことまでさせられる

 

出来ないことに

もっとがんばれ

もっとがんばれ

がんばれば出来るって言われる

 

これが本当に辛い・・・

 

自分に置き換えれば分かる

興味のないこと

好きじゃないこと

 

そんなに頑張れない

 

大人は簡単に逃げるのに子どもは逃げられない

 

それよりなんで頑張らなきゃいけないの

無理に頑張らなきゃいけないことに時間を遣うより

好きなこと出来ることに時間を遣って

楽にすいすい上っていった方が楽しいのに

 

楽しいことを見つける天才の子どもから

楽しさを奪っていた

 

そんな当たり前のことを

子どもだから

将来が心配だからという価値観で押さえ込んでいた

 

そりゃ爆発するよ

イヤになるよ

 

発達障害精神疾患の人が多いのは

単に健常者と言われる人達の意識が低いだけかもしれない

 

知らないこと分からないことを

全て普通じゃないという理由からねじ伏せている

 

私もチック症の長女に対して

そんな風にねじ伏せているのかもしれない

 

知らないから不安になる

 

長女がチック症なのは

私に何か学ばせるためかもしれない

 

みんなと自分と違うよ

同じ人なんていない

その当たり前を学ばさせてもらっているのかもしれない

 

最近そんな風に考えるようになった

そんな風に考えるとある意味楽になれる

 

 

大人の機嫌取りをせざる負えなかった娘達は

家庭でも学校でも良い子でいた

そんな風に押さえ込んでいるとは知らず

疲れさせてしまった

 

だから今 それまでの生活から離脱した

 

よって学校が形を変えても

たとえ場所を変えても

組織の構造自体が全く別物にならない限り

必要ない

 

そしてもっと大事なのが学校の前に親の価値観

親が自分が経験してきた学校生活をベースに考えている間は

子どもは苦しい

 

だって時代が違いすぎる

環境が違いすぎる

 

ずっと同じなんてあり得ない

時代が変化している以上

私達の頭の中の価値観も変化しないといけなかった

 

でも実際は

私の価値観は親の価値観

その親の価値観はまたその親の価値観

 

となれば価値観自体がもう古すぎ

この現代に通用するわけない

 

娘達は今の子ども達は

もっと高次な次元

世界を生きてる

 

そう思ったら肩の荷が下りた

 

だってかなうわけない

生まれた時からレベルが違う

 

そこへ古びた価値観の私が何か教育しようなんてお門違い

 

そう思えたら

娘達が娘達の好きなように生きることが

楽しくて正しいと思えた

 

別に育児放棄をしているわけではない

投げやりになっているわけでもない

 

ただ健全に健康に育てることぐらいの

お世話しか私には出来ない

元々そこまでしかお世話できないんだ

 

今の時点で私が出来ることは

私の価値観を変えること

潜在意識をぶっ壊すこと

 

これさえ出来れば御の字

後は楽勝だ

 

そもそもそれ以上の何かを変えることなんて出来ない

 

出来ることは自分の価値観を変えることだけ

そしてそれで十分

 

だから学校に不平不満を言う気もない

 

それに今の学校が必要だと考える人だっているわけだし

学校自体の存在が悪いわけでもない

 

いろんな人がいるんだからこのままでいいんだ

私達だけ変われば良い

 

それが一番賢くて楽しい道

そう考えた

 

今回の通知表を受け取って

私はまたまた賢くなったかも😁

 

でもその代わり

昔の価値観で生きている両親とは

かなりそりが合わなくなってきた・・・