何を食べたかで人生が変わる  

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自分の育ちを振り返れば親を世話する理由なんてどこにもない 私は自己中になる!


★両親の洗濯を放棄することで互いの本心が見えてきた

親の面倒をみるために同居したわけではない

だけど心の奥底に

私が面倒みなきゃという固定観念

 

この考えが自分では気付かないくらい

根強く根を張っていた

 

親をリスペクトし愛しき存在だと感じているなら

これは問題にはならない

 

でも今の私は 

いや昔からずっと

そのどちらの感情も存在しない

 

物心ついたころから私は両親から何度も離れようとしていた

言っても無駄だとわかりながら

言わずにはいられず

何度か駄々をこねていた時もあった

 

原因は精神疾患の母との生活

これにほどほど嫌気がさしていた

それは耐えがたい日常だった

 

いろんな事が制約され

やりたいこともやらせてもらえず

自分に決定権のない生活

 

強迫神経症潔癖症の母はとりあえず普通じゃない

いろんなものにバイ菌がいると考え

あらゆるものにアルコール消毒をする

 

よく私は体中に除菌スプレーを振りかけられていた

何か汚いものを触れば手を洗えば済むものを

バイ菌を殺すように私に除菌スプレーを

これでもかっていうくらい浴びせる

 

それでも母の気が済むならと

言うことを聞いていたが

今思えば異様な光景

 

自分が親になったら分かった

気が狂ってる

 

コロナ過でアルコール消毒が出回っていたが

ゴキブリにズプレーを駆けて殺すように

母は私の手や体にスプレーをしていた

 

この時父も同じように母にスプレーをかけられ

黙ってやり過ごしていた

 

この時点で私を守ってくれる人は存在していなかった

 

父も母の気が済めばといった感じだ

この人達はお互いの顔色を伺い

子どもの事は二の次だ

そんな親だったんだ

 

母は料理はほとんどしない

食事はほとんど買い食いばかり

 

洗濯もまともにされずいつも洗濯物は溜まった状態

潔癖症で汚いのはイヤなはずなのに

汚れると触れないという気持ちが出現し

汚くなった場所はそのまま放置

 

掃除すれば済むはずなのに

掃除が出来ない

 

よく家の中に立ち入り禁止区域が出現していた

 

本当よくこんな人と生活していたもんだ

こんな生活がイヤで

母との生活に不満が大ありでいつも家を出たいと文句を言っていた

 

あの時父の祖父は一人暮らしだった

元々同居していたが

母と祖父が反りが合わず

母が家を飛び出したことをきっかけに

家族で祖父の元から独立した

 

そこへ一人暮らしの祖父が病気を患ったことを理由に

親戚のお姉さんが祖父の生活の援助の為に住み込んだ

 

それを聞いて知っていたので

私も祖父の元で生活したいと志願した

 

母との生活を送るぐらいなら祖父の世話をしながら生活する方がマシ

それにお姉さん達も集まっていて楽しくやっていると

聞いていたので親戚のお姉さん達との共同生活の方がいいと

考えた

 

でも父はそれをいつもように私を我慢さ許してはくれなかった

話すら掛け合ってもらえなかった

 

祖父の元を出てきた身なのに

私だけ祖父の元へ帰るなんて事は母が許さない

家を出たら二度と帰ってこれない

 

家を出たら最後

二度と家の敷居をまたぐことは許されない

家族ではいられない

 

とまぁ父はいつものように母を理由に

私の気持ちをねじ伏せていた

 

その当時私は高校生で

アルバイトすらしたことがなかった

 

世間の厳しさを知らない生ぬるい子どもが

何をどんなにわめいても

両親には私の思いは届かなかった

いつも簡単にかき消され

汲み取ってももらえなかった

 

そうそう私はいつもあの頃

両親の帰宅が遅くなると心がウキウキしていた

 

事故に遭っているかな?

何か事件に巻き込まれているかな?

このまま帰ってこないかな?

 

なんて非現実的なことをいつも妄想しては落胆していた

 

なんでかいつもちゃんと帰ってくる

そしてまたいつもの何もさせてもらえない生活

不自由で汚い日常に戻されがっかりしていた

 

私は中高校生の時ぐらいからこんな妄想をして

両親から独立することを夢見ていた

 

なんなら親に捨てられひとりぼっちになった方がマシだとも

思ったこともあるくらい

それくらい精神疾患の母との生活はイヤで

逃げたかった

 

それなのにそんな独立心が強かったことも

すっかり忘れてしまっていた

 

たぶん成長するにつれ目の前の日々がめまぐるしく過ぎ

学生の時は勉強

大人になってからは仕事へ注力が注がれ

両親への独立心はいろんなことで霞んでいった

 

忙しくなると自分のことを考える時間がなくなる

それはそれでよかったのかもしれない

 

結局考えたところでどうすることも出来ないし

どうにもならない

だから諦めたのかもしれない

 

でも思い出しちゃったんだよね

 

あの時の感情をそのままの状態で放置していた

あの時の私を慰めずにほったらかしにしていたから

今ふつふつと憎しみの感情が増して出現している

 

そんな状態だから余計に

親の面倒をみることは当たり前

娘だから

自分の親だから

これが普通だから

 

この価値観で物事を受け止めようとするから

苦しい

自分自身にいい加減にしろよって

渇が入った

 

誰に言われたわけでもないのに

自分の中に親への固定観念が存在し

それが私を苦しめていた

 

本当の自分の気持ちと

親の面倒をみなきゃいけないという固定観念

 

ここに大きなズレがあり

この気持ちの整理をしないままずるずる過ごしてきた

 

そしていつの間にか

親のせい

周りのせい

固定観念のせい

 

自分以外を悪者だと思い込み

現実から逃げていた

 

自分自身と向き合う作業って本当面倒くさい

かなり体力を消耗する

簡単にできないから考えること自体から目を背け

自分を誤魔化す方が楽だからそっちに流れてしまう

 

でもそれじゃいつまで経っても問題は解決されない

もう独立出来る年齢で固定観念なんてぶっ壊せばいい

もうあの頃の私ではない

 

過去の自分は過去の自分で置いておこう

だってあの時はどうすることも出来なかった

仕方ない あれでいいんだ

よく耐えた

がんばった

 

あの時は親に従うしか現実生きられなかったわけで

我慢して親元にいたのは間違いじゃない

 

ただあの時のことを過去の出来事で終わらせるだけでなく

今に繋げよう

そうすればあの時の私に意味が持てる

 

受け止めることは出来ても

受け入れることは出来なかった

これが現実

でもそれをバネに変えることは出来る

 

要するに

昨日まではその固定観念で生きてきたが

今からもそうである必要はない

 

今日からは自分の意思で物事を変えられる

変えていけると考えることが

今の私には必要でちょうどよかった

 

この方が心には建設的で健全

自分を大切にする理由がここにある

 

そしてここからは自己責任

必然的に今までと同じようにはいかない

 

親の顔色を伺って最終的に親に従っていた私ではなくなるため

私は一人で歩くことになる

 

幸いにも主人と娘達は今のところ

私と同じ方向を向いている

だからみんなで両親から独立しようと決意

 

そんなわけで両親の洗濯という家事を何が何でも

二人に返すことにした 半ば強制的に

 

予想通り話し合いは穏便にはいかず

父から飽きられた

 

『年老いた親を見捨てるのか

おまえは自分のやりたいことばかりで

家族のことはどうでもいいのか』

 

とまぁ呆れた言葉を浴びせられた

 

 

私は今在宅ワークに取り組んでいる

私の自活のため

そして娘達が将来学歴のない状態で

社会へ出たときの

偵察がてら始めた活動

 

娘達の将来を闇雲に不安に感じるよりは自分の目で体験し

少しでも不安を解消させようとした行動

 

そして始めた在宅ワークで毎日が時間に追われ

その中でやりたくないことをやらされている感覚にさいなまれ

ストレスがかかりすぎている

 

それを私は正直に両親に伝え

本来あるべき場所に返したいと提案

 

でも正直父はまだ働いている身

そして母との二人分の食事、買い物を担っている

 

そこへ洗濯物までやらされては自分が参ってしまうと訴え

私の希望をすんなりとは受け入れなかった

 

でも私は不思議だった

 

父より年上のいわゆる老夫婦は近所にも数組健在している

その方達はどんな夫婦仲かは分からないが

見るからに二人で生活している

 

と言うことは二人の生活を二人で切り盛りして生きているということ

 

それなのになぜ私の両親はその夫婦より10も若いのに

娘の私に家事を任せないと生活できない状態なのか

 

単純に頼れる相手がそこにいて

自分達で生きるという覚悟をしていないだけ

そうとしか考えられなかった

 

私は今自分の人生を生き直そうとしている真っ最中なのに

親の面倒でやりたくもないものに時間をとられ

ストレスの中自分を押し殺して生きるほど

もうばかじゃない

 

もうそんな親をベースにした生活は嫌

納得もいかない

私はもう精神疾患の母を受け入れる気はさらさらないと伝えた

 

そして

 

どうして娘が自分の人生を生きたいと言っているのに

親のあなた達はそれを受け止めようとはしてくれないんだと

泣きながら訴えた

 

どちらかと言えばこの気持ちの方が強かった

実の娘が人生をやり直したいと言っているのに

なぜそれを応援してくれない

 

所詮私はあなた達の世話係なのか

そんなつもりで生まれてきたのか・・・

 

もうこれ以上親ベースの姿を娘達には見せられないため

私は引き下がらなかった

 

私がこの状態でまた自分を誤魔化しながら生きれば

私が年を老いたとき

同じように娘達を頼って追い詰める

 

それだけは嫌だった

そしてそれは間違っている

だからやめるんだ

 

結局親は娘である私の事より

孫である娘達の事より

自分達の生活を維持することを優先的に考えている

 

そして常に誰かに幸せにしてもらうと考えている

 

口では家族が 家族がって言ってるけど

一番可愛いのは自分

 

でもそれは間違っていない

そう自分が一番!

 

だから私も娘達も一番に可愛がるのは自分

親の世話なんてやってられない

 

心から自然と何の見返りも期待せず

ただやりたいと思った時以外は

何もしちゃいけない

 

根本的に親ベースの価値観が根強いから

その都度考えよう

 

これは誰の為

本当に自分がやりたいことなのかどうか考える作業を

すっ飛ばしてはいけない

 

誰もがみな一番自分が可愛くて一番大切

私は私が一番 

 

やりたくないことは何がなんでもやらない

私にだってちゃんとやりたくない理由が存在する

 

私の気持ちをないがしろにする親など

私にはいらない