★親の価値観と子どもの価値観の違いは時代の違い？
11月は次女の10歳の誕生日🎉
誕生日と言えばプレゼント
次女が欲しがったもの🎁
それは
アプリゲームの課金アイテム
と言うことで課金するためのプリペイドカード
現代を理解していない大人の私達には
今の時代を生きる子どもの娘達のことはなかなか理解できない
そう感じずにはいられない出来事だった
お金に対する価値観が違う
お金を使う基準も違う
私の幼少期はおもちゃや服を好きなだけ
買って与えてもらえる時代ではなかった
誕生日だから唯一おねだりが許されて買ってもらえる
そんな時代だった
はぁ～時代とか言っている時点でもう年を感じる・・・
物が少なく生活していくことでいっぱいいっぱいの子ども時代
物を持つことで満足感や優越感を得る
目に見えて手に取って触れられる物が全てだった
でも今は物が溢れている時代
簡単に物が手に入る
普通に生きていたら生活に困る貧困な状態にはならない
いろんな面で豊かで、ある程度不自由なくなんでも手に入る時代
娘達は生まれた時から物に溢れた空間で育ってきた
おもちゃや欲しい物
いろんな機会があり
いろんな人から与えられてきた
親に祖父母あらゆる親族から
会えば何かしらもらえる
私自身が与えてもらえなかった分
娘達には見境なく与えられる物は与えてきた
自分が買ってもらえなかった分
買ってあげたい衝動に駆られる
だからなかなか我慢と言うことはさせてこなかった
小さなものから大きな物
可能な限り与えてきた
それが10年もすれば物には飽きたんだろうか
欲しいおもちゃ？
今はない
もうそんな年でもない様子
スマホは持たせてはいないが
SwitchにiPad
自由にゲーム＆You Tubeが出来る環境
楽しさはもう全てデジタルデバイスに詰まってる
iPadでゲームして
動画を観て
チャットをして
趣味のイラストを描いて
ネットで調べものをしていろんな情報を探しに行く
学びと遊びが一つのデバイスに集約している
娘達はそんな時代の中を生きてる
もうおもちゃなんて必要ない
テレビゲームも今は暇つぶし程度しかやらない
単純に攻略するゲームはすぐに飽きてしまう
あまり興味がない
ゲームに求めるのは人との繋がり
次女は"Sky 星を紡ぐ子どもたち"というソーシャルゲームの虜
毎日数時間このアプリゲームを堪能する
アプリゲーム中で
音楽の演奏を楽しんだり練習したり
いろんな年代の人と繋がりコミュニケーションを取る
これが何より楽しいらしい
遠くの知らない人
普通に生活していたら出会うことのない人
自分と波長の合う人
いろんな人に触れ
いろんな人と繋がれる
もちろん波長が合わない人
興味がわかない人も出会う
でもそこにとどまる必要はないので
簡単に距離をとり、さよならする
この世界の人との関わりが
次女にとっては心地いいらしく
その世界を満喫している
今回そのアプリゲーム内のアバターが着る服を
可愛くカッコイイ洋服に着飾りたいと大騒ぎ！
自分で欲しい服をピックアップして
優先順位をつけ
いくらあればアイテムを購入できるのか考え
紙に書きだした
そしてう～う～唸ってる
到底毎月のお小遣いとお手伝いで得られるお金では買えない金額
そこで誕生日はビッグイベント
おねだりが普通に受け入れられるとき
期間限定のアイテムや
イベントでしか手に入らないアイテム
いろんな条件の中欲しい物に優先順位をつける
その厳選の方法には口はださない
次女は悩みまくるが
その悩んだ時間も楽しみということで黙って見ている
こういう時必死でお金の計算をする
自分にとって必要なことにはちゃんと取り組む
でもまだ小学4年生
3桁以上の計算はめんどくさがる
そこで電卓の出番！
今やITの時代
わざわざ学校のテストじゃないんだから
暗算する必要も紙と鉛筆で筆算する必要もない
極論、足し算引き算なんか出来なくてもOK
計算方法がわかればいい
電卓で金額が求められればいい
自分の欲しいものにいくらお金が必要なのかが分かればいい
というわけで娘達には即戦して電卓を使うよう伝えている
計算する問題が出てくると
途端にめんどくさがって最初から放棄してしまう
それならめんどうな部分を簡単にすればいい
そこでめんどくさいのは計算
問題を解決する方法を考えることは出来る
その先の計算がめんどくさくてつまずくなら
つまずくものを取り除いてあげればいい
そして電卓を自由に使うよう伝えた
すると計算が必要な場面では
すかさず電卓を持ち出し一人でカチカチしてる
電卓を使って自分に必要な答えを導き出すのは楽しいらしい
ニコニコ顔で欲しいアイテムを厳選し
必要額を算出！
次女の算数の勉強はこれで終わり😁
自分の必要なこと
欲しい情報を知るために算数の必要性を知る
次女にとって必要な算数はこの程度だ
何を求めたくて
それを求めるにはどうやって計算したら良いか
どうやって計算を組み立てれば良いかを考えることが重要
計算は二の次
答えの出し方の計算式が浮かべば
もうそれで十分！
生きていける😆
計算式が組み立てれば
あとは電卓が間違いなく正しい金額を出してくれる
人の頭で考えることを減らすためにITが進化した
それを使わない手はない
楽できることは楽すればいい
今私は娘達に算数で必要なのは
どうやって問題に取り組むか
どうやって答えを導き出すかが重要と伝えている
正しい答えを正確に当てることは問題ではない
ここにフォーカスするから
間違えることを怖がってしまう
本当に必要なことは
間違えたらどこでどう間違えたのか
次にどうしたら必要な答えを導き出せるのか
あなたならどう考える？
この問いが大切で
答えが一つじゃないことが大切
そんなことを娘達と考えながら日々生活している
とそんな電卓の活躍のおかげで
次女は自分にとっての必要額を算出した
それが『Apple Gift Card 5000』2枚分だった
結構なプレゼント🎁
ちょっと金額が大きかったので
父にも協力してもらい
親とじいちゃんからと1枚ずつプレゼントとしてもらった
もうすごい大喜び🎶
形としてはたったのカード2枚
おもちゃという形としては存在していない
でも次女の心の中には
ちゃんとプレゼントとして存在している
次女が今一番欲しいもの
それはプリペイドカード＝お金
もうおもちゃという年齢ではなくなって
欲しいものはバーチャルの世界で経験として楽しむものに
変わっていった
私自身物を持たない生活を理想としている
ミニマムな生活を目標にしているんだから
次女が物ではなく
ゲームを楽しく彩るためのアイテム
経験にお金を使うことは
私としてはありがたかった
実際ものが増えないので助かる
そう！これはいいかもしれない！
おもちゃが部屋に散乱しない
片付けなさいとも小言も言われない
物を探すこともない
ゲーム内でも心が満たせればそれでいいんだ
もう世の中は変わってきて
物の価値も変わり
考え方も変わってきている
少なくとも私と次女の中では違いがある
変わることには違和感が伴うけど
そう悪くない
私だってガジェットの購入にはあまりお金をいとまない
そこから生まれる世界
経験がいろんなものの見方を豊かにすると
考えているから
それに単純に楽しいし面白い
ガジェットとは
便利な電子機器小物のこと
そしてアプリケーションソフトもガジェットと言う
我が家はノートパソコン
iPad Pro
プリンター
イヤホン
ヘッドホン
モバイルバッテリーなど
いろんな電子機器に囲まれている
生活や家事を便利にスムーズに回すために
アプリケーションソフトを使ったりもする
デジタルデトックスなんてもう今更できない
そんな家庭環境にいて
アプリやゲームの課金はダメだなんて言えない
そんなこと言おうものなら矛盾だ
でも実際はこのプリペイドカードを購入するまで
課金は一切NGだった
なんか分からんけど怖かったし
もったいないと思っていた
目に見えない物にお金を出す感覚は正直複雑
良いのか悪いのかも分からない
でもゲーム課金をするために今回初めて購入
利用してみて思った
ゲーム課金が怖いわけじゃない
利用する側の心理的背景が色濃く出るんだと分かった
使う者、利用する者が不安を抱えていれば
全て不安になり
不安を抱えていない者が利用すれば楽しいものになる
次女がそれを使って楽しい経験をする
楽しい感覚を味わっているなら
ゲーム課金は何も悪くない
知らないだけでまだまだ未経験はいっぱいある
娘達と少しずつ踏み込むことは
同じ話題を共有している感覚にもなれて
楽しかった
誕生日プレゼントがプリペイドカードでもいいんだ
それを使っていろんな経験をゲームで体験する
もう私が知っている時代とは
価値観とは違うんだ
せっかくだから私も今の時代を満喫したい
生活を彩るものがそこにあるのなら
欲を抑えず飛び込もう
次女の背中を見て私も欲を解放してみたくなった🎶
