何を食べたかで人生が変わる  

毎日こころ豊かに グルテン・カゼインフリー 米粉・大豆粉・オートミールに助けられて生きている

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親に理解されない辛さ これは課題の分離の出番だ!


私の食へのこだわりから少しでも娘たちから守るために

私よりも娘たちにアプローチするようになった父 

 

父は私が居ないときに隠れて娘たちにいろいろ話をするようになった

『なんでも好きなもの食べたいよね』

『おいしいものでも食べに行かない?』

そんなことを陰で言われて娘たちは正直困ってしまう


娘たちを連れて買い物に行けば

『好きなお菓子買っていいよ』

『これ食べたいんじゃないの』

『本当はみんなと同じもの食べたいよね、我慢はよくないよ』

などと自分の意見に賛同してもらいたいかのように

私の愚痴を遠回しに言う

 

娘たちは次第に一緒に買い物に行くのを嫌がるようになった

そしてそれを聞いた私はがっかりだった

 

昔からそうだ

私が幼い頃母のいないところで私に母の悪口を言っていた

子供はそれを聞かされると自分の親なのでそれが真実のように聞こえ

そのまま信じてしまう

 

だから幼い頃は両親がケンカをする原因は母にあると思いこんでいた

その記憶がよみがえり私はとても怒りを覚えた

 

私だけでなく娘たちにもそうやって自分は正しくて

私がやっていることは悪いことだと洗脳させるつもりか

と腹が立った

 

それと同時に情けなくなった

自分の親がこんなクソオヤジだとは思いもよらなかった

ただただ残念でならなかった

 

食事のスタイルは各家庭でいろいろ違う

何が正しいとかより人それぞれだ

 

家族だからと言って何もかも同じにしてしまうのは

我が家にとっては苦痛でしかなかった

 

みんな違っていい、そう口では言っておいて

影では自分と違うことをいう者に対しては

真っ向から否定する

 

父は私の親で一番の理解者でいて欲しいところ

 

でも相変わらず

自分の意志にそぐわぬ者は受け入れない

 

自分の意思とは違っても私(実の娘)の考えは

納得は出来なくても認めて欲しかった

一緒に共有することが難しくても

ただ受け入れて欲しかった

 

でもこの食事の問題

そう簡単には終わらない

 

父はこの食生活が問題で娘たちは不登校になったんだと

思うようになり

 

娘たちが無理をしている

私のグルテンカゼインフリーの食生活がみんなと違うことで

一緒に食べることができないというストレスを抱えている

 


偏った食生活が脳に体に問題を起しているんじゃないかと

考えるようになり

なんとか自分が元に戻さなければと必死に抗議するようになった

 

と言われても私は自分の得た知識が間違っているとは思わず

主人も娘たちも私と同じ意見だった

 

考えれば分かることだ

即時型アレルギーの子にアレルギーである食べ物をおいしいよって

進めるバカはいない

死ぬかもしれない危険を伴ってまで

人と共有させるはずがない

 

でもどうして遅延型アレルギーだと軽くみるんだろう

私はグルテンだと頭痛がして乳製品カゼインだとアレルギー性鼻炎の症状がでる

それらは体内に入ると排毒作業が始まる

体内から出て反応が収まるまで一ヶ月ほどかかる

 

たった少量でも一ヶ月体調不良を起こしてる状態が続く

過敏になって当たり前だ

4人の中で一番反応がひどいのは私

 

そして私がくたばれば家が混乱する

小学生、中学生の娘たちに何ができる

私の代わりはできない

 

主人は基本家事はできない

手伝ってはくれるが自分から速戦して取り組める人ではない

だから私がダウンするわけにはいかない

 

過敏になる理由はもう一つ

グルテンカゼインフリーをしていなければ

ゆくゆくは娘たちも私と同じ状態になる

だから気を付けている

 

父は自分達の体と比較して気にしすぎだ

などとあまり理解はしない

 

というよりは頭で分かっていても私がやっていることを

同じようには出来ないと決めつけ

やろうとしない

 

でもそれは父と母の体のことで

私には関係のないこと

私はこれから育っていく娘たちの体を大切にしたい

娘たちの体を作れるのは今は私だけ

そして私自身が健康でいることが必須条件なんだ

 

だから食へのこだわりが強い

 

精神疾患の母も娘たちが不登校になる数ヶ月前までは

同じようにグルテンカゼインフリーの食生活で

元気だった

 

心療内科の主治医の先生もびっくりするぐらいの

良い精神状態だった

 

でも不登校になる二ヶ月ぐらい前から少しずつ乳製品を摂取するようになった

テレビやネットで高齢者にはカルシウムが不足しやすいから

牛乳を飲むといいんだと言いだし

牛乳、プロセスチーズ、ヨーグルト

私が嫌っているものを積極的に摂るようになった

 

状態はみるみる変化していった

怒りっぽくなったり、便秘になったり

情緒不安定になり

少しづつ体調が悪くなっていくのがよくわかった

 

それまでは父とケンカになっても

言い返すほど元気があって

ケンカしてもだいぶへっちゃらになってきてたのに

 

乳製品を摂り始めてから

ケンカすると情緒不安定になり

少しづつ自室での時間が増えていった

 

私は原因が乳製品にあると感じていたので

もちろん減らすように伝えたが

私の食へのアドバイスは強迫観念になるからといい

受け入れなかった

 

そして不登校、体調不良

いろんなことが重なり

母は完全なる引きこもり

 

心療内科の先生も急な展開でびっくりしていた

私からすれば

精神疾患の母がグルテンカゼインフリーの食生活をすることは

精神を保つために大いに役立っていた

 

でも母はグルテンカゼイン

自分にとってはアレルゲンではないという認識だった 

ただ自分の身に起きているのは精神的ストレスが原因だとばかり思っている

 

確かにストレスは大きい

ストレスは腸に穴を空ける

それはよく分かる

グルテンカゼインよりも強敵だ

 

でもそれでも体さえしっかりしていれば

ある程度は跳ねのけらる

私は自分の体は自分で守れると信じてる

 

というより自分で出来ることは

自分の体に合ったものを適切に取り入れること

これぐらいしか自分の体を守ることはできないと思う

 

簡単ではないがそんなに難しくもない

ストレスをなくすよりは一番手っ取り早くて

自分の工夫で何とかなる問題だと思ってる

 

ストレスは無人島へ行かない限り絶対ある

他者が居る限りなくならない

そして

現に我が家は誰も病んでいない

不登校という問題はあるが対して大きな問題にはなっていない

というより家族の関わり方生き方に問題があった

 

でもそれはもう過ぎてしまったことでどうしようもない

そしてこれからはみんなと違う生き方を選択するだけ

 

父との対立で私と父との間にストレスは発生しているが

私の腸はしっかり私を守ってくれているから

私は病んだり、引きこもったり

現実逃避したりしていない

 

どちらかと言えばこの状態を楽しんでる

今まで当たり前とされてきた家族のあり方、ライフスタイル

それがことごとく崩れ落ちて行く

でもそれは私にとって今まで高かった壁がなくなった

そんな感じだ

 

逆に前の景色がよく見えるようになった

障害物が少しづつなくなり重荷もすくなくなってきた

 

目の前には形のない将来、この先どうなるか分からない

なら少しづつ自分達の道を作っていけばいい

そうすればいつかどこかにたどり着ける

 

自分で選ぶ道、自分で作る道

正直不安はないとは言えない

でも誰かに決められた道を歩んで行っても

その先にはきっと不安しかない

 

それなら自分らしく自分が選んだ道を歩みたい

娘たちにもそうあって欲しい

 

親に理解されない事は確かに辛い

でも親は親で所詮他人で自分ではない

 

自分のことは変えられるけど

他人は変えられない

 

それは家族でも同じこと

 

私の食への知識を家族へ提供する

これは私の課題

それを理解してそのライフスタイルを選ぶかは相手の課題

 

アドラー心理学をもっとうに私はこれからも生きていく

娘たちがいつか私の食生活に違和感を感じ

変わりたいと言った時には

私はそれを受け入れる気持ちでいる

 

『課題の分離』

どんな時にもこの言葉が私を支えてくれる

 

相手が自分の意志と反した時

相手が自分の希望する形と違った反応を示したとき

この言葉を呪文のように唱える

 

アドラー心理学は子育てにも有効

子供も大人も対等、横の関係

縦の関係ではない

この真実を理解し娘たちを一人の人として

尊重していれば何も不安になることはない

 

そして家族だろうが親子だろうが

相手との境界線には踏み込んではいけない

家族・親子間の境界線が曖昧なせいでお互い知らないうちに

傷つけ合っているのかもしれない