何を食べたかで人生が変わる  

毎日こころ豊かに グルテン・カゼインフリー 米粉・大豆粉・オートミールに助けられて生きている

★当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

私の心の安全基地 スクールカウンセラーの存在

★今年最後のカウンセリングを受けて・・・

感謝しかございません🙏

 

娘達が不登校になって始めたカウンセリング

4月の終わりに半信半疑でスタートしてからもう9ヶ月

あっという間に月日が経った

 

2週間に1度 

約1時間スクールカウンセラーに心の奥にある思いを

吐き出させてもらっている

 

最初は娘達の不登校という形で問題が定義されていたが

実際は娘達の問題ではなく

親である私自身の生き方の問題だった

 

・娘達と学校との関係

・家族の在り方

・両親の問題

・両親と私との関係

・私のこれまでの生き方

 

そしてこれらの問題を修正するのに大切なのが

私のこれからの生き方だった

 

私は本当はどう生きたかったのか

そしてこれからどう生きて生きていきたいのかを

考えなくてはいけない

 

これは娘達にも言えることで

娘達もこれまでの生き方を振り返る経験が必要

それがいわゆる思春期と反抗期

 

今まで経験した記憶から

常識と言われることや

親に刷り込まれた価値観

 

そして娘達自身の中にある価値観

これらのすり合わせとそぎ落としが必要

 

自分の心に問いかけ

何が違って何を信じていたいのか

自分と親と世間との考え方の違いを浮き彫りにし

自分を作りあげていく時間

 

これからどんな生き方をしていきたいのか

自分の中で良いも悪いも

いろんなことを明確にしていかなければいけない

 

もちろん今まで目標も目的も

これといってない状態で生きてきた私が

すぐに”こうなりたい、こんな生き方がしたい”

とは はっきり決められない

そして思い描くこともなかなか難しい

 

娘達は私に過干渉・過指示を受けて育ってきたため

体は成長していても

自分の心に従って考えたり、決めたりする経験をしていないため

娘達も簡単には目標を考えたり決めたりすることが出来ない

 

でもこれはただの習慣で癖の問題

目標や目的を常に考えて生きてこなかったため

ここぞと言うときに

決められない

 

決めるという経験をしてきていないので決断が出来ない

”決めるという経験”に着目するまで

自分が決断出来ていないことすら気付かなかった

これは体感すると

事の重大さがよく分かる

 

要するにただ単に悩んで迷ってぐだぐだ言って

答えを出せない、出さない

 

そして答えを出せない、決められないものだから

最終的に人に決断を委ねる結果になる

 

その結果が良い方向に向けば問題はないが

悪い方向へ進んだときは

決断できなかった自分を差し置いて

人に責任転嫁して

不平不満だけご立派に並べ立てる

 

あはは・・・

これ私の父です

そして私もその傾向あり

ということは

放置すると

娘達も父と私のように

決断出来ない人間に育ってしまうということ

 

決断出来ない=責任がないということで

楽かも知れないが

この状態は常に自分の気持ちを無視した状態なので

不満だけ募り

何をしていても満たされない状態になる

 

どんな結果が出ようとも

常に自分で考え決める

そして決断し自分でその責任を背負う

 

これを習慣づけしないと

いつまでたっても本当の自分になれなくて

幸せとはほど遠い現実を呼び寄せる

 

子どもならまだそんな大きな責任もないし

責任転嫁することもほぼほぼ少ないかもしれない

 

でも結局子どもの時に身につけた習慣が

大人になっても継続されなら

 

子どものうちから自分で考え決断する

この習慣は身につけたほうがいい

 

そしてこれが親の私が一番に教えることなんだと思った

 

子どもは例え失敗して責任を負うことになっても

親元にいればなんとかなる

最悪親が責任をとってくれる

そう私は娘達の責任を取ることが役目

 

今までその役目を放棄してきて

その責任を負いたくがないために

先回りしていた

 

だから何も娘達のために過干渉過指示になってたわけじゃない

自分の身を守るために先回りしていたんだ

これに気づけた

 

私って”すごいじゃん!えらいじゃん!”😆

 

だから

安全地帯があるうちにいっぱい体験しいっぱい失敗させ

次はどうするって?考えさせればイイ!

小さな問題から大きな問題

いろんなことを考え悩み解決する

この練習をさせる経験を私達親が元気なうちに

思う存分体験させる

 

失敗という経験が絶対自分を成長させる

失敗という経験が学びのチャンスになりストック型の財産になる

そう信じてこれから娘達と向き合うことにした

 

失敗はただの経験で問題ではない

失敗はストック型の財産

 

まぁ正直こんな考え方は持ち合わせてはいなかった

だから失敗するという経験を全て奪ってきた

 

同じことを何度も言ってるかも知れないが

失敗があるから物事は成長出来る

 

失敗を恐れて私は娘達に手を出しすぎたため

このストック型の経験という財産を与えられなかった

 

それがどんなに大切なことで

これからどんなに役に立つツールかも知らずに

 

今までの私なら

物事はこうだ、こう考えるのがいいな と学んだとて

いくらそれが一般的に正しい答えだとしても

頭では分かっていたとしても

 

頭で納得した→行動して体感する

とまではいかなかった

 

行動した先のことが予測できなくて不安

でもそんなの当たり前

未来のことは誰にも分からない

 

誰も知ることの出来ない未来に不安を抱えている私

でも一方でそれでも歩みを止めることなく進んでいける人もいる

その差はなんだろう

 

これはたぶん目には見えない不安を自分で呼び寄せていただけ

自分の両親がいつも不安に飲み込まれていた

それを見て育ってきたため

同じように不安を引き寄せ飲み込んでくれと自分で待ってる

 

でも実際は不安は現実ではなく

ただの脳の仕組みで起きていること

それを『愛着の子育て』で学び理解したおかげで

考え方は逆転した

生まれて間もなく

身につけた生き残り戦略で身につけた脳の仕組み

これが大人になってもなお続いていた

 

だからいろんなことに不安を感じ

防衛策を練るよう脳が指令を出す

不安というストレスから心を守るために

思考すら回避する

そしてシャットダウンしていた

 

幼い時はそれが必要だった

だから脳が身につけた術

 

でも今はもうその術は必要ない

かえって邪魔!

 

これを理解するといろんなものが

するすると溶けていった

 

そして次にする作業は・・・

 

それは脳の仕組みを書き換える作業

これには自問自答が大切だと感じた

 

でもこの自問自答が大切なことだと理解出来ても

実際に一人でいろんな問題に自問自答するのは難しい

 

なぜなら今までの脳の仕組み・システムが邪魔してくるから

脳は変化を嫌う

この変化を邪魔しようと

今までと変わらない考え方を維持しようと

ホメオスタシスが働く

 

ホメオスタシス(恒常性)

生物の体内環境・内部環境を一定に保とうとする性質

 

これはダイエットなんかによく聞くワード

でもホメオスタシスは心にも脳の働きにも同じことを引き起こす

 

要するにいつもと違うことをしようとすると不安が起き

心や脳が勝手に危険を想像して

勝手に心にブレーキをかけてしまう

 

だから新しいことを始めようと考えようとしたとき

”やっぱり無理かも出来ないかも”と想像し感じる

そして

”いつもと同じ”を繰り返すよう指令を出す脳に

私達は振り回されてしまう

 

そして不安と共にすぐに”いつも”に引き戻される

 

これはどうもみんなに起こることで普通の現象

ここで重要なのが

この不安は脳の仕組みで起きていて

現実に不安がある、危険があるわけじゃないと

考えるのが一番!

 

以前の私はいつもこの不安に振り回され

自問自答する度に

堂々巡りを繰り返していた

 

そう今までそうだった

今までずっと堂々巡りで何も変わらない生き方をしていた

自分にも親にも将来にさえ妥協して

まぁ”こんなもんだよね”

”これが普通だよね”

それで思考は停止

 

いろんな自己啓発の本を読みあさり理解しても

結局この脳の仕組み”ホメオスタシス”に邪魔されて引き戻されていた

 

そしてやっぱり私には無理なんだ

私にはできないんだ

ってね

 

いくらやり方を変えても結局何も変わらない変えられない

これが続くと自己肯定感はどんどん下がるだけ

そして下がったものを無理矢理引き上げようとするから

しんどくなり何もかもが上手くいかず

疲れてしまう

 

疲れてしまっていた

 

でも脳の仕組みが原因で”ホメオスタシス”が働くことを前提に考えれば

これは想定内で問題ないと考えられる

 

そして浮かんでは消える不安の正体を

本当に不安なのかどうかと

向きあう作業をする行動に変わっていった

 

”この不安は本物?”

”何がどう不安?”

って考える作業を繰り返すと

意外にも『あれ?何が不安なんだろう?』ってことがよく起きていた

 

そしてこの不安の原因を一緒に探求してくれたのが

スクールカウンセラーだった

 

もちろん主人も娘達にも探求は手伝ってもらったが

家族である以上

似たようなバイアスがかかる

 

そのため客観的に考える情報がより一層

探求の答えを明確にしてくれた

 

よってスクールカウンセラーは私の強い見方

もうそろそろカウンセリングを卒業しようかなとも

考えているが・・・

まだまだ今のままの考えを維持できるか分からないし

単純にスクールカウンセラーと話せる時間が貴重

ありがたい時間だ

 

だからもう少しお世話になろうかな

まだまだ私は未熟者だから

私にだって安全基地は必要だから・・・