★年末年始 母業も妻業もお休みします😴
今日から主人がお休み
一年ご苦労様でした
これから迎える年末年始
私の父と母の習慣は
・暮れの大掃除
・大晦日の晩餐
・年越しそば
・お正月のおせち
・親戚の帰省
これらが一斉にやってくる
それはどこの家庭でも同じことで
みんな暮れから年明けにかけ大忙し
そんな風に思っていた
でも実際はちょっと違った
主人の実家ではあんまり大々的に大掃除やら大晦日の晩餐やら
お正月のおせち作りやら親戚の集まりやら
そんなに大騒ぎしてバタバタすることはない
だから主人はお休みに入ると
大体まったりムードになる
TVを見たりゲームしたり
幼なじみの友人と会ったり
ここぞとばかりお休みを満喫する
今年はAmazonプライムで映画鑑賞か韓国ドラマかな
とりあえず長いお休みを自由に楽しむ人
だからそもそも暮れの大掃除
なんていう概念がない
日頃からちょくちょく片付けや掃除をしているので
特別大掃除なんていらない
と言う人だ
そして自分の気が乗らないことはやらない主義
周りに合わせて気を遣って行動するタイプではない
一歩間違えば空気が読めない人の部類に入る
以前はそんな主人に対して
それはいかがなものかと思っていたが
今はそんな主人のやり方が正しいんだって思うようになった
だから主人は必要な掃除しかしない
気持ちちょっと部屋を掃除する程度
いつもそんな程度
私は家族総出で大掃除する家庭で育ってきたため
大掃除しなくていいの？って
聞きたくなる
というよりなんでやらないの？
って疑問に思ってた
そして主人は
なんでせっかくの休みに
掃除ばかりしているのって不思議だったと思う
そして毎年大掃除と休日の食事の支度が始まるこの時期
これらを両立する日が何日も続く
まぁ日頃からせっせと掃除していれば
大掃除は要らないのかもしれない
でも実家の習慣が染みついていた私は
日頃掃除していても大掃除はやるものだと
思っていた
そして外で働く男が休みに入ると
日頃家にいる女の私は
ずっとキッチンに缶詰になる
それがいつも不満だった
どうしてこの時期
男と女で役割が分かれ
やることの差が出てくるんだろう
家のことは女がよく分かっていて女の仕事
だから家の大掃除といっても
家族みんなで分担して取り組むというよりは
なぜか掃除を頼む形になり
指示しなければ動かないし動いてもらえない
そして必ずしも指示したとおりに動いてくれるわけではない
だいたいスルーされるのが落ちである
主人は潔癖症ではないのでさほど気にしない
だから気にしすぎる私に
そこまで気にすることじゃないと流される
でも私の言い分としては
やるならちゃんと綺麗にしようよ
と言いたい
私からすると主人の掃除の仕方には納得がいかない
だから根本的に求めている次元が違うので
一緒に掃除することは極力避けている
要するに目に見えると気になるのであえて見ないようにしている
この温度差はたぶん育った環境の違い
それでもそこは私と主人との中で折り合いをつければいい
そして今なら主人に自分の気持ちを素直に打ち明けられるので
バンバン言いたいことを言うことにしている
そこで毎年毎年一番大変な時期
そして一番疲れる時期
もうそんな楽しくない時期は過ごしたくない
だからやめたいと打ち明けた
どうやっても不満が多すぎる
そしてその不満に疲れてしまう
それなら不満が起きないように過ごそう
今年の大晦日と来年のお正月は
いつもとは違う過ごし方をしたいと提案した
そこで私の出した答えが
両方とも手放すこと
両方ともいつもと変わらない日常として過ごしたいと打ち明けた
いつも不思議だった
暮れの大掃除はまだ家族総出で取り組むのに
年が明けるとみんな一気に疲れが押し寄せて
休憩モードに入る
それは仕方ない
一年がんばって働いて生活して
そして大掃除して
くたくたになるよね
ここまでは当たり前のことで文句でもなんでもない
問題はこの先
みんな疲れている
なのになぜ母だけ、私だけお正月に動き回らないといけないんだ
我が家ではほぼほぼ男はキッチンに入らない
入ってこられても邪魔くさいけど
お茶すら自分で用意もしないのが普通だった
幸い主人は娘達が不登校になってから
主人もいろいろ学んでくれたおかげで
主人の行動も変わってきた
主人も大概私になんでも頼りっぱなしで
家の事はなんでも任せっきり
それが少しずついろんなことを主人自身が即戦して
動いてくれるようになり
家事も手伝ってとお願いしなくても
自然に手を貸してくれ助けてくれるようになった
主人も娘達の育ちを通して
不登校をきっかけに
自分の行動を振り返っている
いずれにせよ
私も主人も考え方が変り
お互いに以前よりも分かり合えるようになってきた
というより
私達の間でも娘達と同様
共感が大切なワード
夫婦で共感し共に考えることは
二人にとってとても大切で
お互いの考えを知る大切な時間
主人に暮れの大掃除とお正月はやりたくない
自分ばかりせっせと働いて
みんなが気持ち良く過ごせるように
おもてなしするのは
私のしたいことではないのでやりたくないと伝えた
それは別に家族を嫌っているからでもなく
怠けたいわけでもない
でもどこまでいっても
私と同じだけの労力を使ってくれない家族を
気持ち良く受け入れられない以上
この状態は気持ちが良くない
私は自分のやりたくないことを
やりたいと思っていないことをやらされている
やらなきゃいけないと思い込んでいる
この状態が辛いんだ
そこで娘達に相談してみた
『大掃除とお正月はやらなきゃいけない？』
『ママはせっせと掃除に食事の支度、おせち作りに
励まなきゃいけないかしら？』
そう尋ねてみた
すると・・・
『そんなことしなくていいんじゃない』
『好きなことしてゆっくりしたらいいよ』
と言ってくれた
そうたぶんいつものことながら
あ～しなきゃ、こ～しなきゃといった考えは
私だけにあって主人にも娘達にもない
一人でヒーヒー言いながらがんばって
それに手伝ってくれない家族に不満をぶつけるくらいなら
やめてしまった方がましなんだ
だから家族に手を挙げて大きな声で宣言した
『今年は暮れの大掃除もお正月もこれと言って何もしません』
『私は私の好きなこと、やりたいことに時間を使います』
『いいよね』
『ママにもお正月休みが欲しいです』と宣言！
みんな笑ってた
そりゃそうだ
私が一人でがんばって
そしてイライラしてとばっちりを受けるくらいなら
何もない方がよっぽど平和なんだ
大掃除もお正月のおもてなしも
主人の固定観念にはない
私が勝手に背負い込んでいた固定観念にすぎない
まぁ正確に言えば親に刷り込まれた
固定観念にすぎない
だからもうそんなものは要らない
これでいいんだ！
なんだか最近要らない物がいっぱいだ
いろいろ捨てて風通しがよくなっただろうか
とりあえず捨てて後悔しているもの
不便に感じることは今のところない
空気の入れ替えは空間だけじゃない
心の中にも必要なんだ
不要な考え、こだわり、これらはいつのまにか
心の中に染みこんでなかなか離れない
どこまで行っても
自分の心の中から本当にしたいこと
やりたいこと
これ以外のことをしているとき
させられているとき
心は悲鳴をあげる
何かしらのシグナルを出す
イライラしたり、そわそわしたり
落ち着きがなかったり、沈んだり
子どもの時には泣いてわめいて表現できていたけど
成長するにつれその感情を隠すようになってしまった
周りに隠すから次第に自分でもわからなくなっていく
心のメッセージ
一番気付いて欲しい本人が分からなくては
もうどうしようもない
精神疾患の母はこの時期
だいたい体の調子が悪くなる
本人いわく寒くて調子が悪い
血圧が低くてふわふわするなどいって自室に引きこもる
これもたぶん
お正月に向けて大掃除＆おせち作りをしなければいけない
という思いが強くて体に症状として現れる
それがしんどくてやりたくないのに
やりたくないって言えないから
またまたうつ病として症状を引き起こす
これいつものサイクルです
精神疾患の母はいつもこのパターン
イヤならイヤって言えば良いのに
誰かが代わりにやってくれるのを待ってる
そう今までは代わりに私がやっていた
でも今年は私が先にやらない宣言をした
もう代わりにやってくれる人はいない
母の逃げ場がなくなり心が病んでいく
でもやることは簡単
イヤです！って言っちゃえばいい
これでおしまいだ
誰かがなんとかしてくれると期待していると
自分の周りは何も変わらない
自分のことは自分でやる
人に良くも悪くも期待しない
人は人で自分は自分
自分のやりたくないって言う気持ち
その気持ちがあるなら自分で言わなきゃダメだ
誰かがやらなくてもいいんだよって言ってくれたとしても
心の中の潜在意識が
”そんなこと言っても、でもやらなきゃいけないんでしょ・・・”
そう言ってくる
だから自分でその潜在意識を書き換えるためにも
自分の意識を変えるためにも
自分の口で自分の言葉で外に発するんだ
誰の言葉でもない
しっかりとした自分の言葉で
自分の言葉で発したものには
人はちゃんと行動する
だから私は今年の大掃除とお正月はすっぽかす
そして自分のやりたいこと
自分のために時間を使います
まぁ最低限の食事の支度ぐらいはするけどね
私だっておなか空きますから
ごはんぐらい食べますからね🤭
でもあとは自分達でやってね！
『そんなことしなくていいんじゃない』
『好きなことしてゆっくりしたらいいよ』
そう言ってくれたよね！！！
ちゃんと覚えているぞ！！！
