新学期がスタートして2ヶ月!現在の娘達は・・・
不登校児の娘達は本人の意思とは関係なく
4月に勝手に自動的に進級し
それぞれ一つ学年が上がった
長女は中学2年生
次女は小学5年生
娘達は新しいクラスがどんな顔ぶれなのか
新しい担任がどんな先生なのか知らない
どちらの担任も私だけが1度会い
あとは電話連絡を数回受けただけ
娘達はまったく関わっていない
4月から学年費などの支払いも全て拒否したので
ほとんど学校との接点がない
だからとても平穏な毎日が続いている
学校への気遣いがないって
本当に楽
気を揉まなくて済むこの状態はかなり快適
なんだか二人とも義務教育を卒業したかのよう
何も縛られない
無所属に近い状態は
枠からはみ出している感覚があまりないため
罪悪感が少ない
これはこれでいいのかもしれない
最初は不安になるかも と思っていたが
別にどうってことはない
このまま何もない状態
何も属していない状態の方が
枠からはみ出した感を感じないため
都合がいい
娘達は枠にはまりたくない気質
それを無理矢理押し込める方が疲れる
枠があって落ち着く人もいれば
そうでない人もいる
ただそれだけのことで
それ同じに同じにしようとするから疲れる
そういうもんだと軽く受け流せば
なんてことはない
去年は学校との関係が深く
なんやかんや気疲れした
長女の担任が2週間に1度家庭訪問のため
1,2時間おしゃべりをしに我が家へ来ていた
あれはあれで楽しい時間だった
最後はだいぶラフな関係だった
家庭訪問と並行して
私は2週間に1度中学校へ出向き
スクールカウンセラーのカウンセリングを受けていた
毎週学校との関係があり
内向的な私にはちょっとハードな一年だった
不登校児の母親としてやらなければいけない娘達のケア
そんなちょっとした義務感が多少なりともあった
スクールカウンセラーとのカウンセリングは
不登校の当初 現状確認のための大切な時間だった
あの時間があったから
今 私は親と自分と娘達と
ちゃんと境界線を引き
前向きに自分の人生を生きようとしている
娘達を取り巻く家庭環境の悪さを知るきっかけになり
私自身と自己対話をするきっかけにもなった
そして一つ一つ現状を確認する作業に付き合ってもらい
答え合わせをさせてもらった
あの時間はとても貴重でかなり救われた
それでも原因が何で問題がなんなのかが分かれば
カウンセリングの時間は不要になってきた
人に問題を聞いてもらっている間は
常に誰かに何かを委ねている感覚
そのうち
自分でなんとか出来る事も
他人になんとかしてもらいたいと
心のどこかで期待する
精神疾患の母が
長年精神疾患の専門の病院に通っても
定期的にカウンセリングを受けても
一向に状態がよくならないのは
誰かがなんとかしてくれると思い込んでいる
そして自分は病気だからしかたない
自分ではどうすることも出来ないと
自分で決めているから
その姿を見て
一時的に下がっている状態を
ひっぱり上げてもらう手助けをしてもらうことは頼めても
最後そこから這い上がるのは
どこまで行っても自分
自分にしかできない
他人に這い上がらせてくれ
最後までひっぱり上げてくれと頼むことは間違っている
そしてカウンセラーでもそんなことは不可能
カウンセラーとの時間は大切な時間
本当に貴重な時間で有意義だった
私のことを肯定してくれる安心できる存在
でも娘達の不登校が
どんな問題なのかが分かってくると
その時間はだんだんと不要だと感じた
カウンセリングを受ける度に
娘さん達はどう?
ご両親はどう?
勝手に問題を大きくされ
大変な問題を抱え込んでいるような錯覚にも陥った
protect-rich-mind-body.hatenablog.com
そしてそうやって心配され問われると
なんだか問題を抱えていなきゃいけないような感じにもなってくる
私の問題ではないものを解かされている気分
要するに
家庭内に問題がある
でも根本的な問題は我が家ではなく
私の両親の二人の問題
それは娘の私の問題ではなく
両親が二人で答えを出す問題
私にはどうすることも出来ない
そして
娘達が学校へ行かないのは
娘達が学校を不要と考えているから
これまた娘達が学校を必要だと思うまで
学校へ行こうとしないのは当たり前で
必要性を感じていない以上
学校は不要
これらを私の問題ではないのに
あたかも家族の問題はあなたの問題でもあるから
カウンセリングを受けて一緒に解決していきましょう
そんな風に言われている気がして
最後は違和感の中でカウンセリングを受けてた
みんな何が問題のか見えてきたのに
カウンセラーはカウンセリングを卒業させてくれない
私の状態が安定して
問題の所在地が分かっても
『人には波があるからね、私との時間は必要なのよ』
『私がいつもいるから大丈夫よ』と言われた
でもこれはある意味カウンセラーに依存することになる
だから私はこの言葉に違和感を感じた
違う そうじゃない
もういつ波が来たとしても
私は自分でその波を乗りこなせる
そして自分で乗りこなすんだと思ってる
確かに何が問題なのかを教えてもらえたのは
助かったし感謝してる
でも依存できる場所が欲しかったわけじゃない
問題の解答者が私ではないのに
家族の問題はあなたの問題でもあるから
解答が出せるまでがんばりましょう
なんて言われても
ちょっと困る
時間の無駄
私はそんなに暇じゃない
私は去年の秋頃から
自分の自立を促すために在宅ワークに取り組んだ
protect-rich-mind-body.hatenablog.com
自活したくて自分に出来る事で動き始めた
必然と時間にゆとりがなくなり
毎日時間に追われる日々がスタートした
そんな中
私の中で問題の解答者が自分ではないのに
いつまでも カウンセリングを受けている時間はなかった
そして
カウンセリングを受けている間はずっと
カウンセリングを受けなくてはいけない状態が
ずっと続くと感じた
なんとなく問題はないのに
カウンセリングを受ける=問題を抱えている
と錯覚させられる
勝手に問題を作り出し
あたかも
”私は大変です”
”助けてください”
といった状態を作り出しているかのようにも感じた
病院に通っている間は病人みたいな感じ
だから去年の秋頃から違和感を感じ
今年に入って勝手に私からカウンセリングを卒業した
少し荷物を下ろした感じ
勝手に背負い込んでいたもの
背負い込まさせていたものを放棄した
精神的に楽になれた
そして時間にも解放された
長女は3月まで家庭訪問が続いたが
4月から新しい担任に代わり
男性ということもあり
家庭訪問は最初からお断りをした
学校へ行きたくて行けない子ではないので
先生との関係は不要
人との繋がりは欲しかったが
そこが先生である必要はない
1年生の担任は女性
半ば親戚のお姉さん的な存在だった
1年間 家庭訪問をしてもらい
私が我が家の現状を包み隠さず話し
娘達への考え方も包み隠さず話していたから
かなり親密度は高まっていた
でもそんな親密な関係を誰とでも持てるわけでもない
そしてその必要もあまりない
なので今年度からは娘達の担任とは
あまり関わらない方向で進んでいく
先生達も学校に来ない子どもの事まで考えているほど
暇ではないはず
目の前の子ども達に集中してもらえばいい
そんな考えで娘達の担任には
学校へはこの先も行く気はないので
あまり気にかけなくていいです
配布物も必要ないので廃棄してください
と伝えた
義務教育だからどこかに在籍せざるを得ない
仕方なく在籍させてもらっている身なので
気にしないでください
先生達の時間を気を割かせるわけにはいかないので
放っておいてもらって構わない
幽霊部員のような存在になりたいと説明
何かあればこちらから連絡しますと伝えた
と言っても先生達もそうもいかないようで
何かあると責任追及されるためか
たまに連絡させてくださいと言われ
無理に抵抗する必要もないので
『生存確認のつもりで電話してきてください』
『状況確認、把握するくらいの気持ちでいいですよ』
と笑って伝えた
そして今年度に入ってから
娘達と学校との関わりはほぼゼロ
その分罪悪感もなければ焦りという
なんとも言えないプレッシャーからも解放された
このまま学校とは無縁の生活を送る娘達
義務教育を受けずに成長した子どもは
どんな風に育っていくのか・・・
どんな風に育っても
私の娘は娘
それだけで十分😊
かまわんよ!
実験だ~!
楽しみだわ🤩