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『不登校』への正しい向き合い方 義務とは何の義務?


不登校』っていう言葉

最近ではもうへっちゃら

なんならちょっとカッコイイ?

 

みんなと違うことが好きな私にとっては恥ずかしい言葉ではない

とは言え娘たちの将来にこれっぽちも不安を感じないかと言えば・・・

そうでもない

だから学ぶしかない

 

そもそも

学校とはなんぞや?

義務教育とはなんぞや?

なんだか曖昧で落ち着かない

 

本人が行きたくないから行かない

それを尊重することに疑問を抱く人がいるのも事実

 

まぁそれは私の親であったり

親戚の人だったり

娘たちをよく知る人

近くなればなるほど心配される

 

そこでいろいろなことを言われると正直不安になる

親である私がどっしり構えていられればいいんだけど

ちょっとフラつく

 

だって私自身、自分のことを信じきれていない

そう私自身に自信がない

 

この決断でいいのかなんて今は分からない

数年先にしか分からない

それを今自信を持って『この選択が正しいです』とはなかなか言えないのが

正直なところ

でもいつも真剣で大真面目です

 

それでも私の不安や心配で娘たちの成長を邪魔していたことには変わらない

失敗していたんだから同じことは繰り返さないようにしたい

ただただ償うことしか思いつかない

 

そもそも不安って何?

娘たちが将来どんな大人に成長していってほしいか

どんな生活をしていてほしいか

 

正直自分と違う大人の姿って

私自身が体験していないから分からない

ということはどう頑張っても想像出来ない

 

なら私と同じような大人になってほしいのか?

そう望んでいる?

いや、それは嫌かな・・・

 

ということは自分以外の生き方は想像出来なくて

未知の世界だから不安なんだ

 

私とは違う人生を歩んでほしいと思っているのに

その方法を知らないから不安なんだ

 

ここで壁を作ってしまうから失敗するんだ

 

要するに私は見たり聞いたり体験したことがないこと

知らないことに不安を感じる

でもこれはある程度誰もが感じることで本能的な感覚かもしれない

 

それならそれで仕方ないと割り切ろう

不安を感じるのは私が不安症なわけでもない

普通のこと

みんな知らないことには不安になる

 

この際本能でくくってしまおう

開き直りあきらめも大事

 

でもそのまま不安を放置していては繰り返すだけだから

不安になっていることを突き詰めよう

 

本当にそれが不安なのか

不安の原因が本当にそこにあるのか

突き止めたら少しは不安を解消できるかも

 

分からないから不安になり不安だから知らないから

知っている人の言うことを全て正しいと思い込んで信じてしまう

 

そして分からないことから目を背けてきたんだ

自分の考え思いを吐き出そう

しまい込んではダメなんだ

 

『なぜ?』って聞いていい

『どうしてそうなの?』って聞けばいい

分からないものは調べればいい

 

そしたら両親や世間の言う義務教育とは、学校とは

本当はどういったものなのか知りたくなった

 

当初子供を学校へ通わせることは親の義務だと思っていた

だから通わせない事は違法?違法ってことは捕まっちゃう?

そんな風に考えてた

でも実際は違った

 

今はネットや本がいろいろ教えてくれる

しっかりと学び知識を増やすことで自分や家族を守れる

 

学んで知ることでどんどん安心していく自分を覚えた

余計な不安、心配から解放される

これはどんなことより効果的な方法だった

そして娘たちにも余計な不安を煽る必要がなくなった

 

我が家の参考書

ここで知ったのが

義務教育の本当の意味

私が知っていた義務とは違った

たぶん私の周りではこんなことを言っている人はいなかったので

知っている人は少ないのかも

 

義務教育の義務とは私たち親と子にあるんだと思ってた

でも実際は市町村と親にあるんだと分かった

 

この本の中には

市町村が区域内に学校を作らなくちゃいけないっていう義務を負っていると書いてある

みんなが平等に生きていくのに

必要最低限の学力を身に着けさせるために、勉強する場所

教える場所を作らなくてはいけませんよっていう意味

 

そして

適切な年齢の子を持つ親、養育者は

子供に教育を受けさせてあげてねっていう義務

 

ということは

子供は学校へ通わなければいけないというのは

思い込み?

 

ほ~なんか自分が思ってた義務とは違ってた

勘違いってやつです

 

子供が学校へ行きたいのに親の意思

判断で学校へ行かせない

というのはダメっていうことで

子供にもちゃんと選択権があるってことを知った

 

ただここで幼い子供に学校が必要かどうかを判断させるのは難しいから

大人が判断して大人の言うことに従っておきなさいって感じになるのかな

少なくとも私はそう感じてイヤイヤ学校へ行っていた子供です

 

大人の勝手な都合

 

でも現実子供に選ぶ権利があっても

それが正しいと言われても

『なら学校へは行かない』って言われたら正直困るよね

できることなら秘密にしたいよね

 

我が家の場合

これが真実なら娘たちは

自分の意志で行かない選択をしているんだから

堂々とすればいいことになる

 

そうやって私は解釈した

娘たちの意思を尊重して学校へ行かないことを受け入れた

そのことに問題はない

 

『学校は行かなくてもいい』って

大丈夫だよって背中をポンって叩いてもらったみたいな感触

 

そうこの本は『学校へ行かない』ことを選んだ子をサポートするだけの本じゃない

 

そういった子達の周りにいる大人たちへ

学校へ行けない子達の心情を代わりに代弁し

いろんな生き方があり

いろんな選択肢があっていいんだよって教えてくれる

 

そしていろんなやり方を教えてくれて親自体の支えにもなってくれる本

一人じゃないよっていう気持ちになれてとて救われた気がした

 

小学生・中学生はなかなか自分の言葉を

自分の口から表現することはできない

 

自分もそうだったはずなのにすっかり忘れてる

大人になるとなんだか子供の頃の記憶って

わざわざ探しに行かないと思いだせない

 

だからすぐになんでこんなことも出来ないの

なんでこんなことも言えないのって

早く早くと急かしてしまい

身動きとれない状態へ追い込んでしまう

 

そして我が家では特に小さな頃から私が先回りして

自分の考えや思いを表現させる前に

私が指示していた

だから

自己を表現することができない=話せない

 

そうじゃなくても思いを表現することはなかなか難しい

そんな子達の気持を『不登校』の経験者たちが代弁してくれて

その時の心情を語ってくれている

 

全てが娘たちと重なるわけではないけど

こんな風に感じていたり、こんな風に受け止めてしまうんだって

気づかされることが多かった

 

でも今はこんな風になったよ

不登校っていう選択肢を選んだけど

それは一つの選択肢にすぎないよ

大丈夫だよって応援してくれて励ましてくれる

 

本当に学校へ行かなくていいのか

本当は学校へ行った方がいいのか

ちゃんと理解しその時その時で答えを見つける

 

試行錯誤で進めばいい

間違っていたらどこで間違えたか考えればいい

間違った場所まで戻ってやり直す

この積み重ねで生きていきたい

 

我が家の場合かなり幼少期まで

遡ってやり直す必要がありますが・・・

 

人生長いんだからそんなに急がなくてもいい

土台をしっかり築けれなければ

いざっていう時にしっかりと踏ん張れない

 

娘たちには土台が不十分

だからまずは娘たちとの土台を作ろう

 

娘たちの関係をよりよくすることにフォーカスし

一日一日を大切にしたい

 

現実問題

学校も大切だけど

我が家の場合は家庭がちゃんと機能してないから

まずは家庭を整える

そして娘たちとの関係の修復

娘たち自身のあるがままの姿の成長を受け入れる

 

本にはいろんな人の体験談が書かれていた

みんないろいろな人生を歩いてきたんだな

そしていろんな子達がいろんな思いで生きてる

 

正直ちょっと辛かった

でもこの子達が自分達の体験を伝えてくれることで

子供とはとてもか弱い生き物で

親の愛情、まわりの愛情が本当に必要だと知った

 

本当に必要なのは学校ではなくて

子供たちをあたたかく受け止めてくれる場所なんじゃないかな

それが家庭であり親であることが一番なんじゃないかな

 

どこまでいっても親が一番

幼児でも成人でも親の存在は大きい