何を食べたかで人生が変わる  

毎日こころ豊かに グルテン・カゼインフリー 米粉・大豆粉・オートミールに助けられて生きている

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お昼ご飯を考える これ自体が娘には大変な作業😵

★何を食べる?これ自体が考える作業

お昼ご飯を作ることを手放す

娘達に自活してもらうために少し大きな課題を用意した

 

それは”自分の食べるお昼ご飯を自分で作る”

 

正直これは私のストレス回避のため

 

私だって自分の好きなことしたい

だけど家事に追われそれどころじゃない

両親の食事を手放してもまだなお時間に追われている

 

でも本当は違う

時間に追われているんじゃない

ストレスに駆り立てられ

焦りが出てて

スムーズにことが進まない

 

ストレスが私の時間を奪っている

 

好きなことだけをしている娘達が目につく

やっぱり私ばっかりと愚痴りたくなる

 

娘達の姿を見ないように努めても

結局 娘達のご飯を用意するイヤな活動が

イライラを連れてくる

 

ストレスを上手くコントロールできない

 

子どもだからしかたない

母親だからご飯を作ることが当たり前

 

そんな固定観念に縛られ

プチストレスの中にいる

 

でも当たり前って何?

何かおかしくない?

 

”お昼ご飯を作らなきゃいけない”という考え自体 思い込み

 

精神的に固定観念を崩し始めた私に

当たり前はもう通用しない

 

私もやりたくないことはやらない

そう決めた

 

 

一日のたった一食を作ることでも娘達にとっては

そんなに簡単なことじゃない

 

最初はフライパンで焼けるものを焼いた

卵にウインナー、キャベツ

あとは白米と常備菜のサラダを盛り付ける

 

娘達の食事としてはこれで十分

一度に食べられ量も少ないため

私がいつも用意する量の3分の2くらいで足りるらしい

 

数日はフライパンで焼ける卵と野菜が続いた

それでもたったこれだけ作業が億劫になるらしい

 

次第に白米の卵かけご飯とサラダで済ます

 

するとさすがに夕飯時までもたないらしく

途中で『おなかが空いた』と冷蔵庫を物色する

 

冷蔵庫を漁り始めるこの動作に私はイラつく

 

自活するんだよね

だったら

自分達で作って食べてもらいたい

 

包丁、まな板、フライパン

とりあえず何か作る

料理をして欲しい

 

そうしないと私の常備菜をつくる時間が増えるだけ

あまり意味がない

 

さて料理がおざなり

手抜きになる理由はなんだろう

答えは一つ・・・

 

考える力がない

やっぱりここが問題になってくる🤣

 

特別食にこだわりがあるわけじゃない

沢山食べたいわけでもない

 

だけどおなかは空くから食べるといった具合

 

だから余計にがんばって頭を使って

”何を作ろうかな?何が食べたいかな?”

とは考えられない

 

苦手な考える作業で行き詰まってる

 

今までの習慣もあり

そもそも最初から考えようとしない

 

元々過干渉で育てられた娘達は

いろんな場面で考える機会を失ってきた

 

いつも私が2、3品の中から選ばせるという

指定された中での選択

 

それはおやつを食べる時も同じ

 

だから選ぶ行為はできるが

その前の段階の

ゼロから考えを生みだす力は弱い

 

”食べたいものを作る”

この言葉 これ自体は簡単に聞こえるが

食べたいものを想像して工程を予測して作る

この考える作業は練習が必要

 

一体私は何をしてきたんだろう

こんなことも考えられないような子に

何も気付かず育ててしまった

 

後悔しても始まらないので

常に『自分で考えて決める』

『これは練習だよ』と言い聞かせ取り組ませた

 

娘達に必要なのは将来のための勉強ではなく

今できることを

今の自分の頭で考え

自分で決めて行動すること

 

もうこれしかない

 

だから焦らず取り組ませるしかなかった

 

私がすることは耐えること

 

そしてこれがもっとも足らないこと

 

とりあえず

お昼ご飯が手抜きにならないように

包丁、まな板、フライパンの3つのアイテムのどれかを使い

何でもいいから1品は必ず作ることを提案

 

常備菜は1品まで

食べ過ぎれば

考える機会を失い、なおかつ私が困る

 

おなかが空いたら自分の頭を使って考えて

それが面倒ならおなかを空かせて夕飯まで耐えなさい

 

そして『私は手出ししません』と宣言

 

ちょっと可愛そうな気もするが

下手に先回りすると学ぶ機会

考える機会を奪ってしまうと考え無視している

 

そうなんです!

娘達の成長するきっかけを

可愛そうで取り上げてはいけないのです

 

娘達の頭をフル回転させる機会を奪ってはいけないのです

とあたかも正しいかのように

私は自分に言い聞かせている

 

本当はただやりたくないだけ😏

 

面倒なように思うが

常に自分の頭で考える

これを習慣にする方がのちのち楽

 

考える作業は絶対奪わないように心がけている

 

なんでもコツコツやればそのうち体が覚える

そしたら料理を考えることも

作ることも自然に楽にできるようになる

 

なんでも練習が必要

大変だと感じるのは最初だけ

 

これは自分のため

勉強とは違って自分達の体を守るために

自分達の体を大切にするためにやること

 

誰のためでもない

自分のためだよ

 

難しいことはやらなくていい

簡単に作れるものを考えよう

 

そうやってアドバイスするしかなかった

手出ししないようにヒントを与えて

考える練習をさせるしかなかった

 

私は”待つ”ことが苦手

いつも時間を気にして口と手が先に出てしまう

 

自分でやった方が簡単

時間もかからず早くできる

 

でもこの料理の時間は娘達の考える時間

そして

私は待つこと学ぶ時間

 

いつも急かされて生きてきた

時間に遅れることも

誰かを待たせることも苦手

 

それはいつも時間に間に合わない母がいて

その母にいつも愚痴を言っている

怒っている父の姿があった

 

手伝うわけでもなく文句ばかり言っている

口から出てくるのは汚い言葉ばかり

 

そうかこれが原因なんだ

 

私が怒られていたわけじゃないのに

隣で見ていたから

私が怒られている記憶にすり替わっている

 

いつも待たされている

怒ってる父の姿が怖くて

私は時間に敏感なんだ

萎縮してたんだ

 

そんな萎縮してた自分をすっかり忘れ

自分がされてイヤだったことを

別の形で憂さ晴らししている

 

時間に対してシビアな私はこのストレスを心の奥底に忍ばせ

私は父と同じように

時間というキーワードを使って

娘達に圧をかけ萎縮させてしまっている

 

私は娘達を通して時間に隠された記憶を塗り替える

いい機会なのかもしれない

 

 

娘達にとって必要なのは早く料理を作ることじゃない

安心した心の中で物事に取り組めることを

学ぶ機会なんだ

 

必要なのは娘達を手伝うことじゃない

私はちゃんとそばに居て

何が起きても大丈夫だよって安心感を与えること

 

私があげられていないのはこの安心感

自分の奥底にあるストレスで

安心感を提供できていない

 

娘達に安心感を分かるように伝えなきゃいけない

 

思春期に入りあまり関わらない方がお互いのため

だけど根底にはがっつりと安心感という

目に見えないガードを張り巡らせなければいけない

 

それが娘達を信じることに繋がる

 

難しいけどやるしかない

毎日の生活の中で少しでも私にできることをやっていこう

 

見守ること

せっかちな私には本当に難しい・・・

 

私は大人で娘達は子ども

大人の私が大人心で迎える

 

とりあえず長女が毎日楽にご飯を作れるようにするには

ある程度考える作業を簡単にすること

 

あれもしなくちゃ

これもしなっくちゃと考えるから

動けなくなる

 

とりあえず今できる料理を少しレベルアップさせ

ちょっと手を加え”できた”を体感してもらおう

 

複雑に考えなくていい

自分が食べるご飯だもの

多少まずくても大したことない

そんなの笑話にせればいい

 

というわけで今できる料理に

少し手を加えて

 

長女の得意料理のケチャップライスに

卵をプラスしてワンランクアップさせた

 

それが包まないオムライス!

長女はケチャップライスが大好きだから

それに卵を加えただけ

これでも

あっ出来た!出来るんだ が体験できた

 

そもそもケチャップライスだけは一人で作れる

だから次はそこへ卵をのせるだけだった

 

お店のようなきれいなオムライスにしようと思うと

それなりの技が必要になるけど

 

家庭で自分が食べるオムライスならそこまで完璧じゃなくていい

私だって上手く包めない

 

『ママだって出来ないよ~』なんて笑いながら

まずは私が作ってみせた

 

次は長女の番

焼く工程まではいけたけど

フライパンからケチャップライスの上に乗せることが難しかった

 

それはフライパンがまだ重いから

だからそこはサポート

 

長女は長女の出来るところまでを

出来ないところは私がお手伝い

 

それでもこれは長女が作ったオムライス!

次女の分まで作ってもらい私は大助かり!

長女はレパートリーが増えたと喜んでた

 

そうか

料理でもちょっとしたことが不安になるんだ

フライパンから取り出す作業

長女にとってはドキドキなんだ

 

私はいつもやっているから

できるのが当たり前

適当にできるのも

いつも適当にやっているから

適当という経験を積んでいるからできる

 

長女はほとんど未経験

だからどんなことにも不安がついて回る

 

このちょっとした不安を解消出来るような声がけが必要なんだ

”大丈夫だよ”の言葉だけでは解消されない

 

まずは私がお手本を見せて適当さを見て覚える

感じてもらうのが一番

 

あっ 本当だ!が感じられれば安心でき

じゃ~”私もっ”てなるのかな・・・

 

毎日少しずつ一緒にやっていこう😊

とりあえずは側について一緒にやるのが近道なんだ