★母のルーティンが長女を刺激した
◆◆◆もくじ◆◆◆
長女が少し焦りだした
夏休みから続いている私の学びのルーティン
このルーティンを長女が見ていて
ちょっと焦り出した
自分は本当に勉強もしないでゲームばかり
この生活のままでいいのかな？
中学校へ行かず
高校へも進学しないつもり
あと数年後には自分はどうするんだろう・・・
私が毎日コツコツと学んでいる姿と
今の自分の姿を照らし合わせて不安になったよう
そしてその不安がまたもやチックとして顔を出してきた
よって本人も自分の気持ちと向き合うようになってきた
どうしてそんなに不安なのか？
自分の何がそんなに不安にさせているのか？
その不安を取り除くには自分はどしたらいいのか？
入浴タイムによく聞かれる
でも私は長女の言葉をオウム返しするだけ
提案は一切しない
そう決めた
もう自分で考えて
答えを出して行動してください
そう伝えることしかできなかった
そして長女がチックを軽減させるために取った行動は
勉強だった
なんやかんや言って
やっぱりそこが気になるのね😂
みんなが普通にやっていることを
放棄していることが気になるんだ
そして自分の将来が想像できないから
不安になる
将来を想像できないのは親である私も同じ
大人でも多分大多数が想像できないんじゃないかな
だから目の前にあるやるべきことを必死で取り組んで
土台を作る
今日を一生懸命生きたから明日がある
それがずっと続き、将来につながるんだよと
話したいところだが・・・
多分もう親の話などあまり聞かないし
これすら提案、アドバイスになりかねないので
最近は何も言えなくなってしまった
言葉をどうかければいいのかわからない
提案にならず
私の考えの押しつけにならない程度が
どれくらいなのかも分からない
もうだんまり状態
子どもへの声かけって分からん
とまぁ長女へ自分の考えのもと行動してくださいと
お願いしたところ
ドリルを開いた
と言っても１時間も机に向かってドリルとはいかない
今はそんな風に取り組むことはできない
もうそんな習慣はないので
とりあえず１ページだけ取り組んだ
そしたらなんだかスッキリしたようで
顔ははつらつとしていた
そしてすぐにチックは軽減した
そして本人も自分の体の反応をみて
やらないから不安
だったら不安を少しだけでも取り除くために
少しだけでも取り組もうと決意した
でも本当少しだけ
正直もう少しやったらって言いたかった
でももう知らんぷりで見過ごすことにした
長女が自分の頭で考えた
私は長女が自分で考えて行動したことがうれしかった
結果なんてあまりたいした意味はない
重要なのは自分で考えるか考えないかだ
どんなことが起きても味方でいる
サポートする
だから一生懸命自分の頭で考えて
自分の考えのもと行動してくれ
それが今の私たちの願いだった
だから少しでも自分で考えて行動に移したこと
たったこれだけのことでもうれしかった
今までよかれと思って
『ああしたら、こうしたら』と過干渉に提案してきた
でももうそんなことはしない
提案すら親の誘導になってしまう
下手にアドバイスなんてできなくなった
ママが言うから
ママが望むのならという
長女の思考停止状態を生ませるきっかけは作りたくなかった
今まで過干渉の私の元で育ってきたため
正直急に手放されることは不安でしかないよう
そして回避型の傾向にある娘は自分の気持ちが分からないため
どうしていいかも分からないのが現実
今まで長女の考えるという行為を奪ってきた
自分で考えないことが生きる術だった
それを今さら自分で考えろと言われることは
結構酷なこと
それは私自身もよく分かる
娘達に自分の考えをと言うわりには
親の私もなかなか自分の考えがない
常に家族のために
両親がこう思うだろうなんてことが前提で
思考が働いている
４０年連れ添ってきた思考の癖は
なかなか変えられない
自分の本当の気持ち
これらがいまいち分からなくて落ち込む時がある
だから娘達に今お願いしていることは
結構難しいことだとは分かっている
でも酷だからといってまた元に戻って過干渉になっては意味がない
この先ずっと過干渉の親の元で生きていきたいか？
そんな人生生きていても仕方ない
誰かのために生きなくていい
自分のために生きる
この方法を私たちは学ばないといけない
そう私自身も学ばなくてはいけない
だからもう何も言わない
頑張って自分の頭で考えるんだ
絶対にジャッジしないから
そして今は私たちが生きていて
安心できる場所を提供してあげられるうちに
どんなささいなことでもいい
少しずつ少しずつ自分で考えて行動しよう
そして学んで成長しよう
自分で考えて行動すること
これはとっても楽しいことだよ
私自身最近知った感覚だから偉そうには言えないけど
自分で決めて行動するって
責任を背負うことと同じことだけど
日常生活でそんなに責任を取らなきゃいけないほどの
責任ってそうそうない
だから今のうちにいろいろ経験してミスして
試行錯誤していろいろ体験しよう
親の私たちが教えれることは
あまりないのかも
どちらかと言えば
私は娘達に教わってばかりだ
そしてこの『自分の頭で考える』こと
これさえできればなんとかなる
なんとか生きていける
一人では不安なら一緒に考えよう
私たちは一緒に考えるフリだけをする
たぶんそれだけで十分
考えるのは長女本人
このスタンスを邪魔したくない
そしてできるだけ維持したい
親である私は”長女の考える時間”を焦らず待つこと
最短で効率化はここには必要ない
考えるプロセスに無駄などない
常に合理的に物事を考える癖がある私も
考えるということを楽しもう
時間は有限だけど
いつも無駄のない生活でいる必要もない
がんばって無駄を見つけ楽しみたい
私も長女も少しづつ成長している
だから焦らず行こう
誰とも比較せずに
比較するのは昨日の自分とだけ
焦りを感じた長女に一言
学校の勉強なんかできなくてもいい
受験しない長女にとっては
学校の勉強自体はもう重要じゃない
常々そう繰り返し話している
だけど
新しいことを知ること
見ること
覚えること
知識として蓄えること
これらはとっても楽しいこと
私自身が今現在進行形で実感中😊
そして勉強や成績だけでなく
これからどんな仕事をする上でも大切になってくる
『知識を増やす体験は楽しい』
これだけは体感して知っていて欲しい
勉強・学びを続けられる環境に感謝
私が勉強して楽しんでいる姿
一番喜んでいるのは主人かも
私の主人は本当優しい！
今の私がこんなことをしていても
『無駄だじゃない』『家事をしてください』
そう言われても不思議じゃない
でも一切言わない
毎日コツコツ取り組める私をすごいねって褒めてくれる
数学が面白いって話すといいねって笑ってくれる
こんな風に勉強できる環境・生活をさせてもらえることに
感謝しかない
あなたが娘達の父親でよかった
そして私のパートナーでよかった
今心から感謝しかない
そしてその心の広さに救われ私は生かされている
