何を食べたかで人生が変わる  

毎日こころ豊かに グルテン・カゼインフリー 米粉・大豆粉・オートミールに助けられて生きている

★当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

イライラ・モヤモヤするとき なりたい自分の姿がそこにある

★体調不良することで自分の醜い本心に気付く

長女は母親の私がダウンしても

いつもと変わらない日常を送ろうとしていた

 

何も心配しない

いつもと変わらない一日を送りたがっていた

 

そんな長女の姿を見て

私は少しモヤモヤした

 

なんだろう

なぜモヤモヤする?

 

答えは簡単に出てきた

 

私は長女へ期待している

どこかで長女が私の代わりを担ってくれると

 

私はこんな風に考えてた・・・

 

母親の私が体調不良を起こした

そこへ

”ここは私が!”と

長女が母の代わりに家事をこなし

一日を無事に過ごせるよう

小さなママになってくれる

そんな姿を期待した

 

でも現実は

クッションにもたれかかりダラダラしている

そして

買い出しの付き合いの誘いを

『え~』の一言で

面倒くさそうにあしらう

 

”ママが何?”

”体調不良・・・だから なんなの?”

と言わんばかりの態度

 

グチグチと文句は言わなかったが

やる気のなさそうな態度が目に飛び込んできた

それが長女の本心だった

 

一方で

あの優しかった長女

素直で愛想のよかった長女はもういない

過去の遺産になっていた

そう感じずにはいられなかった

 

まぁ思春期の女の子、子どもはこういった反応をする

そういう時期だろう

 

そんな風に割り切った

 

ただ私があまり経験していないから

全てを受け入れるには時間がかかった

 

長女は最終的には次女の説得で

半ばしぶしぶ気持ちを切り替え

主人と次女と3人で買い出しに行った

 

けれどもこの日の長女は

自分から何かを手伝う

役に立てることはないかと考え行動する

といったことはあまりしなかった

 

いつにも増してダラダラしているように感じた

 

いや~ちょっと待てよ・・・

そもそもこの考えが間違ってないかい?

 

そう この物の言い方から

私は長女を”役に立つ娘”

すなわち 道具扱いをしていることに気付いた

 

『役に立たない』

『私の代わりに動いてくれない』

『使えない』

そんな風に私は長女に対してジャッジしていた

 

普段は私に対して何かをして欲しいと思っているわけではない

自分の好きなようにやっていいと声がけはしている

 

なのに自分が動けなくなると

私の代わりを長女に押しつけようとしていた

 

そんな自分がいる

 

私は自分が親にされて嫌なことを

同じように長女にしている

 

言い方は乱暴だが

私は自分を助ける道具として長女を育てていた

 

自分の将来の為に産んだのか?

そんなはずはない・・・

 

長女が一人の人間として生を受け生まれてきた

いろんな経験をするためにこの世に誕生したはず

 

私は長女がいろんな事を体験し

幸せを感じる経験をするためのサポート役として

母になったはず

 

生まれてきたとき

五体満足で生まれてきて

それだけで十分で

喜んでいたはずなのに

 

それだけで十分だったのにはずなのに・・・

 

いつの間にか

あれが出来てこれも出来て

 

これが出来ないと将来困るからと

いろんなことを学ばせようとした

いろんな事を要求しようとしていた

 

学校の勉強だけじゃなく

生活の中でも私はいろんな事を出来るようにさせようと

苦労しないようにと教え込もうとしていた

 

それは長女の為でもあるが

本当は将来の自分の為かもしれない

 

将来私を助ける為にいろんな事が出来て欲しいと

心のどこかにそんな考えが存在していることに気付いた

 

 

生まれた時は

健やかに元気に育って欲しいと願っていたはずなのに・・・

そんなに多くを望んではいなかったはずなのに・・・

 

いつの間にか

私を生かすための都合の良い子に育てようとしていたなんて

私を助ける為に存在しているんだと勘違いしていたなんて

 

口ではきれい事を並べて

頭では長女の為にと思って考えて行動してきたつもりだが

現実は醜かった

 

恥ずかしすぎる😱

 

そして期待したことが出来ないと

やってくれないと

 

私が勝手に決めつけた出来ないという劣等感を

またもや植えつけようとしていた

 

 

劣等感を植えつけられて育った子どもは

常に自分に”出来ない”という壁を作る

 

だから何をやっても出来ないと考え

絶望を味わいたくなくて

怖くて何も行動しようとしない

 

そしていつか

出来ないことを他人のせいにして

いつでもイライラしている

 

そして自分に劣等感を与えてくる人を助けようなんて

これっぽっちも思わない

 

そんなこと当たり前

 

いくらそれが親でも

親に育ててもらったからと言っても

劣等感を与えてくる親なんて

心の底から助けたいとは思えない

 

だけどそれを拒否できるだけの強い意志

意思表示・行動が出来ないため

結局しぶしぶ助ける行為にいたる

 

そしてさらに自分の心に反した行動をとるため

次第に我慢が憎しみや恨みに変わる

 

結局私は自分が反抗期を迎え

両親に対して恨みや憎しみがある感情を抱いていることを

表に出して受け入れるまで

この負の連鎖を理解できなかった

 

今まで長女が優しくて良い子だったのは

単純に長女を抑圧していただけ

無理矢理 私の意思に従わせていただけ

 

そして幼い子どもだったため

何でも素直に言うことを聞いてくれていたため

気付かなかった

 

”優しい子で良い子”

でもただイヤと言えなかっただけ

 

小さくても頭では分かる

親から離れて生きることが不可能なため従うしかない

生きるために長女は自分の心に嘘をついて行動していた

 

今長女の中には

いろんな感情が恨みとなって存在している

大なり小なりあるはずだ

 

そんな気がしてならない

 

私がダウンしたら

理想では主人と次女と協力して自分達の事をして欲しかった

進んで取り組んでくれる姿を望んでいた

 

きっと長女もそんなことは頭では分かっている

でもその行動が出来ないくらい

周りに対しては無気力なんだ

 

また私が先回りして

自分の役割を頼もうとしたことがいけなかった

 

動き出さないかも知れないが

長女が自分で考えて行動するまで

じっと待たなくてはいけなかった

 

自分のことは自分でやる

長女が自分で決めること

 

そこへ私が先回りしてこうしてくれたらいいな

これやってくれたら家族が助かるのになぁ

といった感情を持ってしまい期待してしまったから

いけなかった

 

私も劣等感を長女に植えつけて育ててきた

もちろんそんなつもりで育ててはいないが

知らなかった、分からなかったでは済ませられない

 

そんな事子ども側からしたら知ったことではない

これが本当の気持ち

 

そんな風に思うのもよく分かる

なんせ私も親に同じことをされていたから

 

今までの我慢の結果

長女はふてぶてしい態度に出た

 

結局いくらそれが間違った行動に見えても

本当はそれが正しい、当然の姿

あれが本心なんだ

 

親子の間にも我慢は禁物

我慢の先には恨みしか生まない

 

いくら親だからと言って

今まで一生懸命育ててきたからと言って

間違っていたことを棚に上げてはいけない

 

体調不良を起こしたからと言って

軽々しく助けを求めてはいけない

 

もし私だったらと考えたら

答えは同じ

私も長女と同じ行動をとる

 

 

そして気付いた

 

長女の姿は

私が望んでいた姿

自分がやりたかった姿

 

イヤなものはイヤ

自分の意思表示ができる長女がうらやましかったんだ

 

今までの私なら長女の姿にイラついていた

でも今回はさほどイライラしなかった

 

これは自分の本当の願望を認め受け入れているため

イライラが生まれなかったのかも知れない

 

単純に自分も本当はそうしたかったんだ

 

親に頼まれてもイヤなものはイヤと言える

拒否できる私になりたかった

 

そして今そんな自分になりつつあるため

イラつかなかったんだ

 

まぁイラつきはしなくても

”役に立たない”と思った時点で

まだまだ人としてアウトだけど

 

要するに

人の行動・姿を見てイライラする時は

自分も同じ事がしたいんだ

 

ずっと我慢して他者の言いなりになって

他者の要求に応えてきたため不満が蓄積してる

 

そして

同じような状況にいる人が

自分とは違う反応をして同じようにやらないとイライラする

 

自由に行動している人にイラつく時は

自分が我慢してきたせいなんだ

 

相手が悪いわけでもなんでもないんだ

 

結局

どうしてあなたと私は同じ立場にいるのに

あなたは自分の意思に忠実なの?

なぜ自分を優先できるの?

 

私は我慢してやってきたのに

なぜあなたは我慢してやらないの?

 

これが心の中に生まれモヤモヤを作りだす

 

そして人に対して自分がしてきた事と

同じ事を強制したがる

 

たぶん自分を正当化するためだろう

 

どこまでいっても

やられたらやりかえす世界

これは親子関係からスタートするんだろう

 

この負の感情は間違っている

 

長女の身になって

『分かるよ~イヤだよね~』

だって私も同じこと経験してきた

知っている、分かっている、私も嫌だった 

 

これでここで終わらなきゃダメなんだ

 

長女を通して過去の自分と今の自分をなんとか受け止めた時

私はイライラ・モヤモヤから解放された

 

ヤバいなこの体調不良

すごい収穫だ

 

これぞ問題が起きた時が学びの時!

 

しかし

子どもを道具扱いしているのは

やっぱりけしからん😤😤😤

気持ちを改めなきゃいけない

 

まだまだ未熟な親だ

未熟な人間だ